鹿島の森(石川県・加賀市)
大日山系を源とする大聖寺川の河口近くにこんもりとした大樹林に覆われた島があります。
これが鹿島の森と呼ばれていて、昔は北潟湖に浮かぶ島だったのですが土砂の堆積によって陸続きになりました。
数百年に渡って伐採がされなかったので、温暖体帯常緑樹林が島全体に繁茂しており、植物分布上重要とされています。
森に入るなりスダジイ、ケヤキ、タブノキなどの巨木がみられ、その下に,ヒメアオキやヤブツバキなどの常緑樹が茂り、
その下にはホウチャクソウやヤブラン等が見られました。
アケビ、ミツバアケビ、ムベの3種類のアケビの仲間も観られ、
珍しく、マイマイ(かたつむり)も見られました。
クズも年数が経つとこんなに太い木?になるのですね。
昔から変わらぬ自然を観察出来ました。
by hirospace | 2009-04-21 19:51 | 草花