赤兎山の山野草
途中にゲートが出来て、朝6時から夕方も5時まで開門していて、ここで300円払います。
かなり深く林道を走って登山口(9:30)に着きます。
ゲートのおじさんが話していたように、いつもは混雑する山も今日は雨予報でガラ空きの状態でした。
登山口から、しばらくブナ林を歩いていると雲が切れて晴れ間も覗いて来ました。
沢伝いの登山道の脇にはリュウキンカ、オオバミゾホオズキの黄色い花や
マイズルソウやユキザサの白い花が多く見られました。
約1時間で大長山の分岐に着きます。(10:30)
ここから少し急なガレ道になりますが、ゴゼンタチバナとミズバオウレンがたくさん咲いていました。
30分ほどで、大舟山の分岐に着いて、ここから最後の急登が少しだけありますが、20分ほどで赤兎山(1629m)の頂上に着きました。(11:20)
頂上には昨晩駐車場に着いて朝一番から登ったと言う関西からの5名のグループがいましたが、ガスがかかって白山が見えないので下山すると話していました。
お昼には少し早いので、頂上から赤兎平の先の避難小屋に向かいましたが道の脇にはツマトリソウが咲いていました。
途中に木道が敷かれた赤池があって、イワイチョウが咲いていました。
この辺りはニッコウキスゲが群生する所ですが、今年は遅れているようで蕾ばかりでした。
モウセンゴケモも雨が少なかったのか?生育が遅れているようでしたが、周りのウラジロヨウラクもいい色になっていました。
お昼休みをしながら、目の前の別山と左の白山の雲が切れて全景が見えるような期待がありましたが、駄目でしたが,今日はガスに隠れて全く見えないだろうと思っていたので、これだけ見えたのは良かったのでしょうね。
真横には2年前の大長山が見えていましたが、この山の分岐から2時間近くかかります。
昼前から、お天気が良くなって来たので、下山の途中に何組か登ってくる人に出会いました。
2時間ほどで登れて、1時間半ほどで下りれるので、本当に手頃で花も多いし、景観も楽しめる山です。
赤兎と呼ばれているように平原が赤く染まる紅葉の時期は一番
人気があるのですが、最近は地元だけでなくて、関西方面からの登山者も多くなっています。
帰り道には、一番好きな白峰の温泉に寄って、汗を流して戻りました。
by hirospace | 2009-06-21 21:14 | 登山