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6/3 籾糠山

午後からは雨の心配もありましたが、金沢から3名で、白川郷に向かい、1日に開通した360号から、8:20に天生峠の駐車場に着きましたが、予想外に空いていました。
朝は、お天気が良くて、半袖のシャツで丁度いいくらいでした。
ゲートで一人500円の協力金を払って、8:40スタートです。
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天生湿原は今、水芭蕉が見頃でした。
また、リュウキンカとの群生している湿原はお花畑のようで、実に綺麗でした。
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カラ谷分岐にあるカツラの巨木はこの山のシンボルです。
去年、この辺りのニリンソウが群生している中で、緑のニリンソウがあったのですが、今年は見当たりませんでした。
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サンカヨウも今年は早いようで、咲いている花も少なかったです。
腕章を付けたガイドさんに、ニリンソウのことを話すと、今年は違うところに一輪あるとのことで、引き返して探していると、白いニリンソウの中に、ガクの中心が緑になった花がありました。
僕の今日の一番の狙いが、これだったので、やっとテンションが上がりました。
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先週、白山スーパー林道のゲート近くにある中宮資料館の裏山でも見ていたので、2週連続になります。
案内した仲間は初めて見たので、感動されたようです。
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カラ谷コースはメインのルートですが、名前の通り谷筋を通るので、渓流沿いには残雪がしっかりありました。
木平分岐で、後から声がかかりました。
同行予定の方と、駐車場で会えなかったのですが、遅くまで待っておられて、追いかけられてここで合うことが出来ました。
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この先から、ちょっと急登になりますが、嫌いな花のツバメオモトが点在していました。
先ほどから降っていた小雨が上がったので、晴れている間にと思って、早めに昼食にしました。
残雪の道を越えて、最後の急登にかかったころから、雷鳴が近づいて来たので、山頂からたくさんの人が下りてきました。
山頂まで、もう少しなので、登ってから、直ぐに下りることにしました。
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狭い山頂には、雷鳴の所為で、いつもは混んでいるのですが、今日は空いていました。
ガスもかかって、眺望もみられないので、直ぐに下りることにしましたが、しばらくで雷も雨も止みました。
ちょっと、急いだので、その先で、コーヒーとお菓子を食べて昼下がりの休憩をとりました。
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下山道に選んだブナ探勝路は歩きやすくて、美しいブナ林がすごく気持ちが良かったです。
そして、朝、戻って確認した緑にニリンソウのところに着いたので、見ていなかった仲間にも知らせました。
分岐のところに、朝、教えてもらったガイドさんと、また会えたので話していると、全部緑になったニリンソウはここにあるよと、教えてもらえました。
花が葉と同じ色だと、流石に見分けは付きません。
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また、暗くなって雨が振り出しそうになったので、急いで下山しましたが、予定より早め14:40に登山口に着けました。
帰り道に、白川郷の城山展望台に寄って、萩町の合掌集落村を写真に撮ってきました。
田植えも終わり、落ち着いた風情が感じられました。
そして、町中にある「白川郷の湯」に入って、汗をながして、帰路に着きました。
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雨にもわずかしか降らなかった、僕は5度目になるのですが、案内した方は初めての山を登って、初めての花も見ることができたので、満足をしてもらえたようで、案内の甲斐がありました。
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by hirospace | 2012-06-04 10:09 | 登山  

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