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映画「春を背負って」

右肩の腱板が断裂していて、5月22日に入院して手術をしました。
以前は大きく切開をしてために1ヶ月あまりの入院加療が必要でしたが、現在は内視鏡手術に変わって傷口が小さいために術後1週間余りで退院を余儀なくされ、肩から大きな装具を提げたまま自宅で療養しながら、通院にてリハビリをするようになりました。
術後の回復も順調で痛みも軽減され、夜になると痛みに悩まされていましたが、その痛みからも解放されて休むことが出来るようになりました。
そして術後3週間が経ったので、装具を外してもよくなり、かなり身軽になれました。
これまでのリハビリで、療法士の補助があると腕を伸ばしてかなり上がるようになりましたが、自分では肩まで上げるのが精一杯です。

運転も無理をしない程度ならいいような?ので、入院中に読んでいた笹本稜平の小説が原作の「春を背負って」が映画化されましたので、出かけて映画を見て来ました。
映画「春を背負って」_c0022275_140516.jpg

小説の舞台は奥秩父の山小屋の人間ドラマですが、映画では立山の大汝山荘に変わっているので、見慣れた風景や出演者の言葉も富山弁なので、すごく親しみがもてると思います。
そして監督が、先の『劔岳 点の記』が絶賛された木村大作によるもので、日本映画界を代表する名カメラマンでもあり映像も楽しめました。
映画「春を背負って」_c0022275_13482320.jpg

また、ストーリーもこれまでの生活を捨て亡き父が遺(のこ)した山小屋を継いだ青年と、それぞれに居場所を求め小屋に集う人々との交流や家族の絆をが描かれていて、、松山ケンイチ、蒼井優、小林薫、豊川悦司らが熱演に感動するシーンも楽しめした。

写真に掲載しているもう一冊の「還るべき場所」は同じ笹本稜平の長編山岳小説で、僕のような山初心者にはレベルが及ばなくて実感がありませんでしたが、本格的なクライマーやアルピニストには読み応えある本だとも思います。

by hirospace | 2014-06-15 14:01 | 祭事  

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