金沢・大乗寺で座禅を組む

今日は雨で予定が変わり、午後から、久しぶりに座禅をしてきました。
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金沢の野田山にある大乗寺は今から700年前に加賀藩・富樫家によって建立され、
永平寺と総持寺を総本山に次ぐ歴史のある曹洞宗の名刹です。
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敷地はそう大きくはありませんが、山門、仏殿、法堂(はとう)などの主要建築が旧状を保ち、禅宗の典型的な伽藍配置を今も伝えています。
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また、この寺は厳しい曹洞宗の修行とは対照的に市民からも親しみのあるお寺で、一般にも開放されて、県外からも観光や参禅に訪れる人も多いお寺です。
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このお寺では毎朝4時から座禅が行われていて、日曜日の午後からは約40分を2度の座禅に誰でも参加することができます。
禅堂には30名ほどしか入れませんが、堂の外にも20人ほど座れるようになっていますが主に初心者用。
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装身具や時計などをはずして、靴下を脱いで禅堂に入ります。
およそ一畳の広さに座布が置かれて、壁に向かって静座をします。
座禅とは三要素である調身、調息、調心(姿勢を調え、呼吸を調え、心を調える)によって、本来備わっている自己の自覚にあります。
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庫裏の外にススキと萩が秋を感じさせてくれます

初めての人には、座禅中の動作作法なども教えていただけますが、呼吸が乱れたり、体が動いていると直堂から警策(けいさく)を受けることになります。
なかなか無の境地になることは凡人には出来ませんが、目を閉じないで、気力を抜いて自然のままに身をおくこと(聞こえるもの見えるものは、そのまま受け入れて、それから先を考えないことが要領)で、すっと気持ちが落ち着きます。
今日は雨や風の音だけが聞こえていました。。
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仏殿
座禅が終わって、老師から法話を聞いて、お茶とお菓子が出て終わります。
座禅をすることで、何か得られる、ストレスの発散になる、癒されるなどの期待や目的を持つことは本来の意義ではありません。
では、何のために座禅をするのかという答えを求めるならば、自分自身が座して体験することで答えも人様々だと思います。
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時報(鐘打木)
僕は年に1~2度しか参加していませんが、もう10回以上体験させて頂きましたが、少しずつ慣れて、力みがとれて楽な姿勢で座禅が出来るようになったように感じています。
山に行く予定が、変更になって山寺に・・・おかげで、帰り道は何となく、身体が軽く感じました。
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余談になりますが、禅宗などの寺院に行くと、「不許葷酒入山門」と刻んだ石碑が建っていることが多いですが、これは「葷酒(葷肉)の山門に入るを許さず」と読み、肉や生臭い野菜を食べたり酒を飲んだものは、修行の場に相応しくないので立ち入りを禁ずるという意味である。
お寺ではお酒は般若湯と呼ばれて飲まれていますね・・?
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by hirospace | 2015-09-06 17:55 | 祭事 | Comments(1)  

Commented by rollingwest at 2015-09-13 20:20
北陸の曹洞宗古刹といえば永平寺と総持寺しか頭に思い浮かびませんでしたが大乗寺の存在は初めて知りました!貴重な情報ありがとうございます。北陸に再訪するのは新幹線ブームが収まる数年後かな・・(苦笑)

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