寒餅


この時期に作るお餅を「寒餅」と言います。
以前も書きましたが、水が綺麗な時期に作って保存をしたのですね。
子供の頃は お餅が苦手でした。
嫌いではなかったのですが、親父がすごくたくさん作るもので
いつまでもお正月の餅が残っていたのです。
それが無くならないと、オヤツを買ってもらえませんでした。
カビが生えると水瓶に漬けてあるお餅を安倍川餅にしたり、黒砂糖を挟んだりして食べさせられました。

やっと無くなったぞ!と思ったら・・寒餅をつきました。
これは押し餅にして、厚く切って焼いて食べました。
また、薄く切って、縄で編んで納屋に提げました。
風に通して、陰干しをすると芯が取れて、焼いても美味しく食べられました。
カケラを油であげたものが一番好きでした。
火鉢の火であぶると、カキモチがギュと延びて大きくなるのが面白かった!

餅をつく家も少なくなったのですから、寒餅をつく家はないでしょうね。
ここは金沢氏郊外のある地区の農業生産組合です。
組合で餅をついて、1mほどの押し餅(トボといいます)にして、
機械で薄く切ります。(今でも、手で切る餅きり機も売られています)

それを近所のオバちゃんが縄で編んでいきます。
元気に働いているお年寄りばかりです。(コタツにばっかり入って居ったら、体が可笑しくなると話していました)
豆や昆布、青海苔が入ったものもありますが、赤・気・青は色を付けたものです。

倉庫に備えられた竿にぶら下げられえると、それは彩りもよく綺麗な風景になります。

一月ほど干された後出荷されていきますが、大半が注文をもらったものです。
それでも精算が追いつかないというのですから、有り難い話ですね。

[PR]

by hirospace | 2006-01-17 14:13 | 料理 | Comments(7)  

Commented by maikasati at 2006-01-17 17:57
何かと 思いました(笑)寒餅なんですねぇ
色が カラフルで、何が 入っているのかしら~!
そうそう!!昔は 包丁で 切っていましたね。
珍しいもの 見せてもらいまして、 ありがとうです(^^)
Commented by micho7 at 2006-01-17 18:11
きれいですねぇ。お飾りかと思いました!
食べずに、飾っておきたいですね。
Commented by mshin11 at 2006-01-17 19:06
わぁ~すごーいかきもちですね。
最初hiroさんちで作ってるのかと思いました。
昔は水餅やかきもちを父が好きでよく作っていました。
私は昆布が入ったのや黒豆が入ってのが好きでした。
この寒餅はどこかで売ってるのでしょうか?
Commented by kureyon at 2006-01-17 23:19 x
作業をなさってる方たちが、とても寒そう・・・・お仕事とはいえ、大変ですね。そういえば、最近おもちを食べていないなぁ~
Commented by mif-yu1018 at 2006-01-18 12:46
かきもち こんなに沢山吊るしてあるのは 初めてみました~(@_@)
見事です! 薄く切る機械まであるのですね。
子供の頃、火鉢で焼いて膨らんでいくのを眺めていました♪
Commented by takako at 2006-01-18 20:07 x
寒餅みごとにきれいです。そういわれれば、お正月餅と旧正月餅を作った事があったのを薄々ですが覚えています。多分 寒餅は水カメに入れて、水餅になったのだとおもいます。歯が弱いお婆さんのために柔らかくするために水餅にするのだと思っていました。 考えてみると沢山の習わしが変わって来ているんですね。ひろさんの所に来て写真を見せて頂いて、アァ そうだったかも知れないと思い出します。
Commented by aturin88 at 2006-01-18 21:55
こんばんは~。  きれいですね~!
こんなに沢山のお商売のカキモチ初めて見ましたよ。
我家は量は減りました(子供が食べないので)がまだ・・毎年つきますよ
藁で・・この藁が手に入らないのでビニールの紐でさげます。
勿論カキモチきりで切ります。 ヤハリ油で揚げたのが一番人気ですよ

<< 大寒 左義長 >>