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座禅草の花が顔を出しました

雪深いところなんですが、今年は雪が少なくて、ほとんど解けていました。


杉林の中に、暗紅色した座禅草の花が顔を出し始めました。


例年なら、雪解けと同時に見られるのですが、去年の今頃は1m以上も雪があって、道路の除雪すらされていなくて、現地にすら行けなくて、4月8日に掲載していますので、1ヶ月以上も早いですね。


水芭蕉とは同じサトイモ科で形は似ていますが、咲く時期もそれよりは早いです。
色は全く違って、今日の写真のような芽吹いた直ぐは色艶がいいのですが、しばらくすると赤黒くなります。
座禅草の花が咲を咲かせるときは30℃近く発熱をして、花序は25℃に保たれるという珍しい花で、水芭蕉は発熱をしません。


赤紫色した仏炎苞が僧侶の袈裟を被って座禅をしているような形が可愛いと言われますが、花を良く知っている人は近づくと、肉穂花序がコンニャク芋と同じ様な臭いが嫌いだとも言われます。
米国では葉がキャベツにも似ているので、スカンクキャベツと呼ばれているのも分かります。

by hirospace | 2007-03-01 17:12 | 草花  

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