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奥能登の雪割草

この時期はスプリング・エフェメラルを追いかけて、週末は東奔西走になることがあります。
今日もお天気に誘われるように、奥能登の輪島市郊外の門前町まで出向きました。
奥能登に春を告げる雪割草を見るためなんですが、今回で5回目になります。

花は特別綺麗だということもないのですが、可憐さでしょうか?なぜか惹かれるものがあります。

金沢から能登海浜道路を通って1時間半ほどで着くのですが、そこから更に30分ほど曲がりくねった山道を幾重も越えて日本海側に出て、終点の猿山岬にたどり着きます。
家から片道2時間半かかるのですが、今では、すっかり通い慣れた道になりました。

朝が早かったのか、時期が早いのか駐車場には人影がありませんでした。
登山道を歩いても行けるのですが、中腹に遊歩道があるので、しばらくで猿山岬灯台に着けます。

灯台付近の丘には日本でも有数の雪割草の群生地があります。



去年より、20日も早く来たのですが、やっぱり途中の谷間にはわずかしか咲いていませんでした。
晴れの予報が曇りに変わって、日が照らない所為もあって、開きぐらいが少ないように思いました。

灯台の上の丘は日当たりがいいので、咲いていましたが、一面を花で覆われるようになるのは中旬ごろになるようです。


一時は白い花ばかりになっていましたが、濃い色の花はさすがに少ないですが、薄いピンク色のものは所々に見られます。

場所によっては、赤紫色の花が固まっているところもあるのですが、まだ見られませんでした。

24・24日は総持寺の通りで「雪割草まつり」が開かれますが、展示場や売店では栽培された鉢植えのものが沢山並べられて、愛好家によって掛け合わされて色・形が全く違うものも見られますが、本来の姿から離れすぎて僕はあまり好きではありません。

by hirospace | 2007-03-04 21:51 | 草花  

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