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カタクリの花が咲きました


早くからつぼみを付けていたのですが、気温が低くてなか~開花しませんでした。
今日は気温が16℃になって、日も差していたので、確信を持って出向きました。
と言うのは、何度も~10℃では咲かないことを知りながらもひょっとして?と言う思いで通っていたからです。


丘の上を見渡して、ポツンと一輪だけ咲いているのが見えました。(写真の中央・分かりますか?)


スプリング・エフェラメル(春の妖精)の女王と言われるだけあって、この色・姿・・いいですね。
この花に会えるときは、想いを寄せる女性に会えたような思いがします。(そんな人がいるの?・・笑)


カタクリの花は6年越しに地上に花を開かせます。
そのため、山も咲く場所が変わって行って、去年は左の丘が中心でした。
カタクリの花は、周囲の気温が10℃を越えるころから花被が開き始め、気温が上昇し15℃から20℃を過ぎると、花被はそりかえり、かがり火のような美しい満開時の姿となります。
でも、雨や気温の低い日などは閉じていて、1週間ほどで花は枯れます。
6年も地下にいて、僅か3ヶ月もすると跡形もなく消えてしまののですよ。


地面から15cmほどの高さで、奥ゆかしく下向きに花を咲かせるので、花をアップで撮るには地面にしゃがまないと撮れません。
でも、たくさんのカタクリの芽が出ているので、踏まないように膝や肘の位置を決めて構えます。


最盛期には5~600輪は咲くところですが、今日が咲き初めで2輪しか咲いていませんでしたが、今年初めてのカタクリに興奮しながら、カメラを構えていました。


周りに咲いているイチリンソウ(キクザキイチゲ)も似た性質で今日は全開で、春風にゆっくり揺れていました。
また、10日~2週間ほどして、たくさんのカタクリ花が咲いたらアップします。

by hirospace | 2007-03-23 19:00 | 草花  

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