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城跡に咲く桜・白花タンポポ


市内の公園から直ぐ近くの文教地区の一角にあって、花見客で賑わいを見せる公園とは対照的に、静かに咲いていて厳かな感じもします。



ここは僕の好きな散歩道でもあるのですが、天主台に続く道に咲く桜も見ごろでした。


天主台後に上って、瞼を閉じれば、春風が昔の栄華を偲ばせてくれるような趣すら感じられます。
加賀藩三代藩主の前田利常が隠居して、家臣とともに小松の地に移り住み、織物産業や文化が発展しました。
小松は昔は湿地帯で、梯川が城を取り巻き芦城、小松浮城とも呼ばれ、利常が1639年に小松に隠居すると、隠居城として本格的に造営を開始し翌年入城して利常が死去する1658年まで使用されていました。


石垣の下には白花タンポポが群生しているのですが、
桜が散った後に咲くので、少し早かったのですが、一二輪咲いていました。

by hirospace | 2007-04-11 19:20 | 風景  

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