蒲(ガマ)の穂
事務所の横の雑草地に広がっていて、今年もヒメガマの花穂が大きく育って来ました。
昔、地主が植えたのでしょうかか、最近は誰も取りに来なくなって、増え放題になっています。
下の茶色の太いところが雌花で、先に細く付いているのが雄花ですが、
大きいものは20cm余りのソーセージのようになります。
今年は少し早いのですが、このガマやハス花が咲くとお盆が近くなったという感じがします。
穂は長く保たれていて、木枯らしが吹く頃には白い綿が飛び散って、厄介な思いもしています。
(去年の綿がまだ残っています)
昔の文部省唱歌で因幡の白兎が「蒲の穂にくるまりなさい」と大黒様に教えられたのは、
この綿のようになったころの蒲の穂でしょうね。
この花穂に包まって傷を癒したというものですが、漢方では止血剤などの薬効があるようです。
by hirospace | 2007-07-11 16:34 | 草花