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乗鞍高原でシャワークライミング

乗鞍高原では、とても涼しい思いをして来ました。
日中でもクーラーがいらなくて、下界の猛暑とは別世界でした。

アウトドアのガイドをサポートしてくれる会社が企画運営しているのですが、
簡単に言えば渓谷を登りながら、自然の岩場でスライダーをしたり。滝つぼを泳いだり、飛び込んだりして楽しみました。

レンタルのウエットスーツを着て防水ジャケットとライフジャケットをつけて、ヘルメットを被り、ウォーターシューズを履くと期待と不安が広まりました。

森の中を歩いて渓流に向かう途中、すれ違う人が異様な格好をしているので、何をするのだろうか?と見つめていました。
涼しいといっても、コレだけ着込むと、さすがに玉のような汗が噴いてきました。

でも、それは束の間で、川に入るとさすがに雪解け水は冷たく(13℃)と、オ~と一斉に声が上がりました。

渓流歩きの注意や要領を教えてもらい、ライフジャケットの効果を体験しました。
転倒しても慌てないで、仰向けになって流れに身をゆだねると、楽に浮くのです。


小さな滝でスライダーも体験して要領を覚えましたが、背中に冷たい水が入ってきました。
でも、ウエットスーツはその水が体温でしばらくすると温かくなることも分かりました。

途中の滝つぼには全員で入りましたが、水の冷たさは違いました。
滝つぼは見た目では分からないのですが、手をつないで流れに任すと弧を描いて回っているのが、分かりました。

2番目の滝は落差も10mほどあるので、途中の3mほどの所からスライダーをしました。
しり込みをする人が多かったので、僕が先頭を切りました。
下るのは一瞬なので、下りよりも登る方が岩が滑るので、怖い感じがしました。

ゴール地点の「善五郎の滝」は観光スポットなので、たくさんの人が橋の上や滝の周りで涼を取っていました。

また、全員で手をつないで、シンクロを真似をしましたが、一段と水が冷たく感じました。
善五郎楼の滝はこれまで2度写真を撮りに着ているのですが、今日はまったく違ったものに見えました。

滝つぼを泳いで渡り、滝の裏側に入りました。


子供たちもロープを頼りに、泳いで渡りました。

最後に勇気のある人は滝の真下に立って、飛び込んでください!と言われたので、
僕がまた先頭を切って、挑みました。

滝を落ちる水の力が強くて、なか~真直ぐは立てませんでしたが、ポーズを決めて、滝つぼに飛び込むと拍手をもらいました。

滝つぼから仰向けになって、滝を見上げるというのも、こういう機会でないと出来ないものでした。

予定のコースを終了して、全員で記念撮影をしたときは、満足感がみなぎっていたように感じました。

森の中を歩いて、戻るときには乗鞍岳が正面に見えましたが、みなの足取りが軽くて、僕が一番疲れを感じていたようです。
ガイドさんから、「疲れたでしょう?いつも先頭を切ってくれて、助かりました!誰も口火を切ってくれなくて、出来なかったこともあるのですよ」と言われました。
もちろん、僕が参加者の中では断トツの最高齢者で、まさに「年寄りの冷や水」でした。(笑)

by hirospace | 2007-08-16 07:01 | 旅行  

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