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早春の山野草が咲き出しました


僕の取って置きの場所で、やっと丘の雪が融けて、毎年早春の山野草が見られるようになりました。
去年は2月22日にアップしているので、今年は2週間ほど遅くなりましたが、これが例年並みだと思います。

セリバオウレン(芹葉黄蓮)の花は、あまり馴染みのない花だと思いますが、
早春に山地の林の中で、どちらかと言えば日陰の湿ったところに群生している花です。
10cm位の背丈に1cm程の小さな花が咲くので、よく見ないと見過ごすことも多いですが、山野草の花の少ない時期に出会うのが嬉しくて、またアップで見ると、線香花火が開いたような形をしてすごく可愛い花です。(花が小さくて、ピントが合わせにくい!)

白い花のように見えるのは実はガクで、中心にある黄色くひげのあるのが花です。
黄蓮と呼ばれるのは根茎が多数の黄色いひげ根を出して、伸びていくことから来ています。
葉の形の変化からキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンなどに分けられているようです。

これは小葉が1回3出葉のキクバオウレンだと思います。

ここは北斜面なので冬は日当たりが悪いのですが、フキノトウも顔を出し始めました。
数も少なくて出始めなので採取するのをためらいましたが、すぐに次々と出るので10個ほど頂戴してきました。

似た時期に咲く、キクザキイチゲ(菊咲一華)の花はまだ見られませんでしたが、
やがて、この丘はカタクリ、ショウジョウバカマと花を見せてくれる丘です。
分かりやすい所なのですが、あまり人には知られていないようで、大抵一人で楽しんでいます。

by hirospace | 2008-03-07 20:19 | 登山  

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