白山市ノ瀬の山野草・・アケボウソウ(曙草)
山麓から見上げると、次々と雲がかかってきて、満天星は見られないかも知れないが、ご来光は大丈夫じゃないかな?と見送りましたが、果たしてどうかな・・。
ビジターセンターで知人の自然解説員がいるので、覗くと事務所に座っていました。
今回は山に登らないからと話すと、アケボノソウが見ごろだよと言われて、別山に通じる登山道の入り口に群生していました。
この花はリンドウ科ですが、花びらの先の方に赤紫色の斑点があって、この斑点を夜明けの星座に見立てて名付けられたようです。
僕の好きな花の一つですが、本当にお洒落な顔をした花だと思いませんか?
岩場から、湧水が流れている辺りではダイモンジソウもたくさん咲いていました。
この花は名前どおりに大の字になって咲いています。
山で自生しているものは庭などで栽培されている花よりも小ぶりです。
鮮やかな紫色をしたアキギリ(秋桐)もたくさん咲いていました。
花の形から分かると思いますが、この花はシソ科のサルビア属(アキギリ属とも言われる)です。
園地に下りて、散歩してきましたが、いろんな種類のアザミが咲いていました。
握りこぶしほどの大きなフジザミは見応えがありました。
その他クロバナヒキオコシや頂上でしか見られないと思っていたオタカラコウなども残っていましたが、花の時期は終わりで、ウバユリの大きな実やマユミ、オオナルコユリ、アキグミノブドウなど実が付いているものも多かったです。
(ウバユリ)
(マユミ)
(アキグミ)
by hirospace | 2008-09-27 19:27 | 草花