カテゴリ:祭事( 145 )

 

氷室開き・氷室饅頭

加賀藩主が徳川将軍家に献上するため、天然の氷雪を氷室(ひむろ)とよばれる小屋に貯蔵し、6月の末に江戸に届けていました。
この時期が選ばれたのは、禁中行事にある氷室の節句(旧暦六月一日、新暦の7月1日)に間に合うようにとの思いからでした。
何ヶ月も氷を貯蔵する努力、さらに、加賀から江戸への長距離をなるべく溶かすことなく運ぶ工夫(むしろと笹の葉に幾重にも氷雪を包んだそうです)は並大抵のものではなかったようです。
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金沢の奥座敷、湯涌温泉では、湯涌温泉観光協会が主体となって、昭和61年から復活しています。
雪詰めは毎年1月の最終日曜日に行なわれ、観光行事として、一般のお客さんも参加することができます。そして、6月30日に氷室開きが行なわれ、藩政時代にのっとり、衣装・方式も当時のものを再現して、金沢の夏の風物詩として定着していれます。。
運び出された氷のうち、最初のものは献上氷室雪として一部を薬師寺へ奉納し、その残りはお茶用の湯に足され、観光客に振舞われます。
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また、県内の和菓子店では氷室饅頭として店頭に並び、7月1日には健康を祈願して、この饅頭を食べる習慣が根付いています。
僕も出来立ての饅頭を朝買って来て、事務所の皆で食べるのが習慣になっています。
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by hirospace | 2009-07-01 09:56 | 祭事 | Comments(2)  

アユ漁が解禁

県内の河川では、16日アユ漁が解禁になりました。
待ちわびた愛好家たちは早朝から、ポイントに繰り出していました。
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手取川では春先からの天候に恵まれ生育も良くて、初日は小粒でも豊漁だ?とか、1時間で10匹も釣ったと話していました。
でも僕が見に行った時は、釣り上げている人をほとんど見られませんでした。
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今は おとりのアユを使う友釣りが大半ですが、毛ばりを使っている人もいました。
まだ体長が10cm足らずのものが大半でしたが、これから大きくなるのが楽しみでしょう。
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by hirospace | 2009-06-16 13:30 | 祭事 | Comments(3)  

加賀友禅灯篭流し

金沢の「百万石まつり」が昨日から開幕しました。
去年はこの辺りが7月の洪水で大きな被害を受けましたが、復興されて無事に開催されました。

東の茶屋街が夕闇に迫る頃、特別協賛行事「加賀友禅燈ろう流し」が市内を流れる浅野川の天神橋から浅野川大橋の間に、約1200個の灯籠が流され始めました。

水の芸術ともされる加賀友禅と浅野川とのつながりに感謝をして、友禅作家らが花鳥風月を描いた絵や市民がそれぞれの思いを描いたと灯籠が川面を彩りました。


かがり火が焚かれて、和太鼓も披露されて、

お気に入りの灯籠を川に流してお願いをする姿も見られました。

川もいっぱいに広がって流れて行き、

終着の橋の袂では、ゴミにならないように全部拾い上げて回収します。

その辺りは、主計(かぞえ)町の茶屋があって、放たれた窓越しから三味線の音が聞こえてきて金沢の祭りの夜をいい雰囲気にしてくれていました。

今日はお祭りの、メインイベント百万石行列が金沢駅から金沢城まで繰り広げられます。
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by hirospace | 2009-06-06 08:07 | 祭事 | Comments(4)  

山代温泉菖蒲湯まつり

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山代温泉の温泉寺薬王院は、白山五院の筆頭寺院として、加賀・越前の密教の中心道場であり、多くの修験者達が参集していました。
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これらの人達が、その年の「厄」にあたる若者の厄払いを行うため菖蒲(尚武)を刈取り、俵に詰めて無病息災の祈願を行い、尚武に繋がる意味から地面に俵をこすり廻し、俵が切れて菖蒲が出ると「お湯」の中へ投げ込み、菖蒲の香気や薬性に浴することで「邪気」を払ったのが始まりといわれています。 
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神事を終えたあと、山伏を先頭に、山代温泉の旅館の番頭さんが堤燈を掲げ、若衆がその後に続きます。
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菖蒲湯祭りで引き回される荒みこしは「台棒」の上に菖蒲を詰めた俵を6俵、下に2俵を「力綱」で取り付け、約30mの「引綱」をつけます。
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一番上の俵には、菖蒲と蓬を一束づつつけ、総重量は約350kgで、町の青年達がつくり、みこしは、赤白の帷子、赤はちまき、白足袋姿の200人くらいの青年たちによって引き回され、俵が擦り切れて菖蒲が路上に散乱します。
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青年達は菖蒲の出た俵を奪い合い、拍子木を鳴らしながら菖蒲を総湯の湯壷の中に投げ込み、一番の入浴者は、その年の災厄から逃れられるといわれています
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by hirospace | 2009-06-05 13:46 | 祭事 | Comments(2)  

白山スーパー林道ウォーク

朝早くに家を出て、白山スーパー林道を歩いてきました。
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開通(今年は6月5日)前に開催される恒例の行事で、今年は雪が少なかったので、特に早い開催になりました。
ゲート前の中宮駐車場から、ふくべの大滝までの往復約15kmのコースが開放されます。
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車だとPK以外は駐車禁止なので、気が付かない渓谷美を体感することが出来ます。
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例年は折り返し地点になっている「姥ヶ滝」にあ、岩肌を細い線を描いて川に注いでいる風景は圧巻です。
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その下には「親谷の湯」という露天風呂があって、人が居ないと滝を眺めながら、ゆっくりと温泉に浸かれば最高なんですが、今日は早い時間からたくさんの人で賑わっていました。
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今年の折り返し地点のふくべの大滝でお昼にしました。
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所々に可愛いヒメシャガやヒトリシズカ咲いていたり、マイヅルソウが群生していたり、ラショウモンカズラもたくさん咲いていました。

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ゲートを出る頃には、バスツアーでたくさんの人が上がってきました。
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帰りには、お決まりの僕の好きな「中宮温泉」に入ってきました。
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by hirospace | 2009-05-23 19:12 | 祭事 | Comments(5)  

曳山八基曳揃え

お旅祭りのハイライトになっている曳山の八基揃えが、今年は市役所前広場で行われています。
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雨が降ると、曳山が痛むので中止になるのですが、小雨でシートを掛けて各町から移動をして来ました。
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会場では「こまつ夢案内人」のお嬢さんが出迎えてくれます。
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子供歌舞伎が始まる前のステージでは、仏御前の出生地に住む中学生がお盆に「白拍子の舞」を演じていますが、今日は歌舞伎の演目にちなんで、特別に舞ってくれました。
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巫女さんと違って、白拍子は鳥帽子(エボウシ)を被り太刀を持っているので男装ですね。
白拍子で一番だと言われているのが静御前で、平清盛に寵愛された祇王はその後、祇王寺を建てて出家しています。
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子供歌舞伎の前説には、地元でもすっかり馴染みになったNHKの河西さんが今年も勤めていました。
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会場にはたくさんの人が開演を待っていましたが、雨が止んで、夜が曳山の照明を引き立てていました。
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by hirospace | 2009-05-16 20:21 | 祭事 | Comments(3)  

お旅まつりの曳山子供歌舞伎

14日から17日まで、旧市内は菟橋神社・日吉神社の春季例大祭「お旅祭り」に入り祭り一色になりました。
初夏の風物詩として、徐々に全国に知られるようになって来た「曳山子供歌舞伎」が演じられます。
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小松市は1640年三代目加賀藩主・前田利常が隠居して小松城に入ってから町が繁栄しました。
利常は美術工芸や茶道などに造詣が深く、主な産業の絹織物も保護奨励をしたので発展していきました。
加賀絹の生産がもたらした豊かな経済力が、江戸中期以降の「曳山子供歌舞伎」に代表される「町人文化」を大きく開花させました。
以来「お旅祭り」は350年の伝統をを受け継いでいます。
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見所の子供歌舞伎は絢爛豪華な曳山の上で、当番町が前夜祭をあわせて昼夜十数回演じます。
義太夫は本格的に義太夫協会から来られて、はやし方は若連中が演じています。
演じるのは、その町に住む家の小学生の女の子だけですが、旧市内は特に少子化が進んで今は町外の親戚から出られるようになりました。
当番の町で、この出し物を演じる役をもらうことは嬉しいことなんですが、その為に子供たちは約2ヶ月間猛練習をします。
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今年の演目は地元に縁のある「仏御前」の新作物語で、清盛の寵愛を一身に集める白拍子妓王は、加賀から都に出てきて評判の高い白拍子「仏」が、妓王の強力な推薦で、ようやく清盛にお目見えがかなう。
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ところが「仏」が舞を披露すると、清盛はたちまちその姿に魅せられて、「仏」を舞の係に採用し、妓王をクビにしてしまう。
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妓王は、悲しみながらも自分の運命の暗転を落ち着いて受け入れ、「萌えいずるもかるるも同じのべの草」と障子に筆書きして館を退出する・・という、時の移ろいと人情を分かりやすくまとめられていて、多くの観衆から拍手を受けていました。

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このお旅祭りにあわせて、周囲の町の子供会は各町内と周辺で子供獅子を舞います。

少子化の時代になって、こちらも笛だけでなくて、獅子の中にも中学生女の子が入る町もあるとか、息子も今年は中2で獅子回し要の役を担っています・・。
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by hirospace | 2009-05-15 21:33 | 祭事 | Comments(2)  

雪だるま2009

また、1年が経って、この日が巡ってきました。
「あした忘れる豪華さよりも、永遠に心に残る素朴さを」をキャッチフレーズに白山市桑島地区と白峰地区の2箇所で、1日ずつ「雪だるま祭り」がこの時期に開催されています。
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平日の夕方5時にロウソクに火が点されて、燃え尽きるまでの約4時間(9時ごろまで)しか見られないのが惜しいと思います。
これは過疎の地区で世話をする人が少ないために、十分な準備や運営が出来ないことからです。
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今日は小さい集落の白峰・桑島地区での開催でした。
夕方から、会場に向かいましたが、今年はこの豪雪地域でも積雪は殆どなかったし、気温も0℃でこの時期としては暖かい方で、多くの人が見学に見えていました。
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大きなモニュメントなどはありませんが、家の前などに工夫を凝らした雪だるまが作られています。
人口の約倍にあたる500体の雪だるまが、今日の日に間に合わせて作られて、訪れる人の目を楽しませてくれます。
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小さなロウソクの火が揺れて、見る人の気持ちを温かくもしてくれます。
この温かい火が絶やさないようにと、力強い郷土の団結力や生活観が感じられますね。
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僕はこの「雪だるま」を9年連続で見に来て、HPやブログに掲載していますが、これを楽しみに見に来てくださる方も居られます。
石川僕の家からは40分ほどですが、国道157号の金沢と福井県・勝山の中間辺りの交通の便が極めて悪いところなので、お伝えするのも、その地域に住む僕の役目なのかな?とも思っています。
その他の画像はこちらの「スライドショー」を見てください!
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by hirospace | 2009-02-06 21:20 | 祭事 | Comments(9)  

節分

今日も比較的暖かくて、雨が降ったり止んだりの愚図ついたお天気でした。
節分の日、鰯の頭をヒイラギに刺して玄関・門に飾る習慣が今でも残っている地域もありますね。
ヒイラギは柊と書き、冬を代表する植物で、鰯は魚で、水気を代表し、冬を象徴する。この鰯を焼いて痛めつけ、ヒイラギに刺してこの2つ(冬)を外に追いだして、春を迎える、代表的な迎春の呪術ですね。
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そういう習慣とは別に、現在は恵方巻きを食べることが、豆まきとともにしっかり生活に根付いて来たようです。
これも古くは江戸時代に大阪の船場で行われていたようですが、一旦廃れた後に、海草問屋の発案で復帰したものですね。
我が家でもすっかり定番の行事になって、厄払いのための豆を撒くのも忘れて、太巻きを丸かじりしていました。
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by hirospace | 2009-02-03 16:34 | 祭事 | Comments(3)  

行く年来る年

あけまして、おめでとうございます。

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紅白歌合戦を見終えて、TVでの除夜の鐘が打たれているのと同時に、家を出ると街のあちこちから鐘の音が聞こえて来ます。
ミゾレから雪になりそうな感じの夜道をお寺に向かいます。
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鐘楼の前には傘を差した人が列を作っていました。
年が変わっても、列の人が無くなるまで鐘が打たれます。
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道路を挟んで、向かいの神社にも僅かですが初詣の人が列を作っていました。
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去年は子供と一緒に元旦マラソンに参加していたのですが、今年は行かないと言ってTVでバラエティー番組を皆ながら大きな笑い声を上げていたので、次々とスタンプをもらいに駆け込んでくる人を見ながらちょっと淋しい思いもしました。
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皆様にとって、いい年になりますようね。
本年もよろしくお願いいたします。
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by hirospace | 2009-01-01 00:41 | 祭事 | Comments(3)