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綿の実

綿(わた)の実が成っているのを見る機会は少ないと思います。
僕も観賞用に少し植えられている人から頂いて、瓶の中の剣山に差して水を入れて置いてあります。

綿はアオイ科の植物ですから、オクラなどと同じような夏には花を咲かせます。
秋になると、コットンボールとい言われる実が付いて、ポンと音を鳴らして開きます。

これが「綿花」(コットン)と呼ばれているものですが、真っ白な繊維を吹き出している様子が花のように美しい姿を見せてくれます。

衣服の原料となる綿は、大正末期から昭和の初期のころまでは農家で栽培されていました。
お年寄りに聞くと、子供の頃に種を取る綿くり機を使った体験をした話を聞くことができます。

綿と人間のかかわりは古く、インドや中南米等の熱帯及び亜熱帯地域で数千年前の昔にさかのぼります。
早くから人々の手によって栽培・品種改良が行われて衣服の原料とされてきました。
日本では、綿は平安時代に日本に漂着した崑崙(コンロン)人(中国西部の山岳少数民族)によって伝えられたということが記されていますが、
綿栽培の歴史は浅く、戦国時代15~16世紀頃から栽培され、江戸時代に普及しました。
衣料としてこれまで用いられてきた麻、楮(コウゾ)、葛などの硬い繊維に比べて柔らかく、丈夫で美しい綿は人々の衣生活を豊かにしました。

現在ではほとんど輸入にたよる綿も、終戦後頃まで日本各地で栽培されていました。
茨城県の結城木綿や栃木県の真岡綿はよく知られており、両県が日本の綿の北限地域とも言われています。

最近はドライフラワーやリースなどのアクセサリーにも人気があってコットンボールも売られていますね。
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by hirospace | 2005-11-28 19:41 | 草花 | Comments(1)  

山茶花・南天・・

バラの花が元気がなくなって、垣根の緑の中に色鮮やかな山茶花が咲いています。

沢山の蕾が日々に膨らんで、咲いてゆきます。
紅いのもあれば、ピンクのものも・・。

寒風が吹く頃、まわりに花が少なくなった頃の方が、もっと鮮やかに見えます。


玄関脇に咲いている南天もたくさん実をつけています。


お向かいの庭にあるのはモチノキ?
(この種の区別が、はっきり付かないのです。昨日も山で、ツリシキミを万両と間違えていました。誰かも千両だと言ってましたが)

万両は お正月飾りにも使われますが、盆栽が多いですね。
千両とか、百両というのもありますが、似ていても実の付き方が違うようです。
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by hirospace | 2005-11-25 20:35 | 草花 | Comments(2)  

せせらぎの郷・おくりび山


大祭と言うほど大きな祭りではありませんが、
先日紹介していた市の温泉とふれあい農園、体験工房「せせらぎの郷」の祭りで
提げられていた「つるし柿」が販売されるので人が集まります。



地元(瀬領町)で収獲された大根、竿いも、白菜など農作物や手作り豆腐も販売されます。

また、裏山の「おくりび山」を散策する規格もあって、60人ばかりの人が1時間ほどの山歩きを楽しんで来ました。

おくりび山と名付けられたのは、農薬などのない頃、付近の田畑では害虫の被害が多くて、
畦に松明を焚いて虫を寄せて、山におびき寄せて、虫うぃ焼き殺したという慣わしから由来しています。

200m足らずの低い山ですが、コナラ・ミズナラを中心に植えられています。
コナラなどは昔は里で使うための薪や炭を作っていたので、
約20年毎に植え替えられていたのですが、最近は薪や炭が使われなくなって
伐採されないために、里山が荒れてしまっています。


普段、何度も歩いている山も村の解説員の話を聞きながら歩くと、
全く違った山に感じられて楽しかったです。


  これから3枚、カメラの電池切れで携帯の写真です
冬イチゴが至るところにあって沢山赤い小さな実をつけていました。

そして、別の赤い実が着いた木を満両だと思っていたら、ツルシキミだと教えてもらいましたが、
実と花が一緒になっていました。

ツクバネも沢山実をつけていました。

本当にお正月に羽根突きをした形に似ていて、沢山摘んできました。
ドライフラワーとしても人気があって、お正月料理の飾りにも使われるそうです。

解説員の話で、興味深かったのはドングリの実はそのままでは木にならないので、
リスなどが地中に餌として埋めてくれて、食べ残してくれたものが芽を出して木に成長していくということです。
人と野生動物の共生が大切だという一面がわかりました。

また、CO2(炭酸ガス)が増えたのも、昔は地上の木などを燃やして繰り返していたのが、
地中の石炭や石油を使うようになって、地下のCO2までが、地表に存在して、急激に増えて、温暖化現象の一因になっているということでした。
科学的な資料はありませんが、納得できる話だと理解しました。

そして、ナラなどの実が多い年と少ない年の繰り返しは
実の多い年は生き物が食べ物が多いと生殖活動が盛んになって子孫を沢山産むため
実を食べ尽くしてしまうので、翌年は実が少なくなるということで、
今度は木が自分達の子孫を増やそうとして、実を沢山つけることから、豊作になるという植物と生物との生存競争もあるのという話は興味深かったです。
学者の話より、長年その里で生活をして、山を見てこられた方の話には道理が通っていると思いました。

山を下りてくると、おにぎりと具沢山の豚汁が用意されていて、無料で頂きました。

また、温泉にも入れるというサービスもうれしい企画で、
こんなお祭りは・・本当に、「ござっせ」(いらっしゃい!という意味)というに大歓迎です。

つるし柿とツクバネの実
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by hirospace | 2005-11-24 23:12 | 風景 | Comments(1)  

イチョウの紅葉

イチョウの街路樹の黄葉が日に映える美しさ、風に吹かれて落ちる黄色の葉、
株元に敷き詰められた黄色の落ち葉には侘びしささえも感じます。

町内の神社もイチョウの落ち葉が敷き詰められて
秋の晴れた日に彩りを添えていました。

何故、イチョウの大きな木が神社やお寺にあるのだろうか、
調べてみましたが、あまりよく分かりませんでした。

イチョウの原産地は中国南部で、日本には仏教の伝来と共に渡来したと言われています。
鎌倉時代の頃から、神社や寺の境内等に盛んに植えられるようになったようです。
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by hirospace | 2005-11-23 08:38 | 風景 | Comments(3)  

那谷寺(なたでら)

那谷寺は白山信仰の寺で、養老元年(717)に自称山・岩屋寺として開創されました。
後に、花山(かざん)法皇が行幸された折に、岩窟内の観音様を拝せられた折り、
紀伊の那智山と美濃の谷汲山の各1字をとって、那谷寺と改めて、七堂伽藍を配置して、この地に居を構えれました。
往時は隆盛を極めましたが、南北朝の争いと、その後一向一揆により坊舎が焼き尽くされました。
しかし、寛永年間(1640)加賀藩主・前田利家公により、再興されて現在の姿を残しています。
(観音霊刹 自生山 那谷寺 高野山真言宗別格本山)


那谷寺は四季を通じて、特に庭園が美しいところですが、
紅葉の名所として、この時期は特に人気のあるところです。
近くに粟津温泉もあって、観光バスのルートになっていて、今日は賑わっていました。

山門をくぐると、利家公が植林された古杉が林立しています。


庭園の青苔が美しくて、木漏れ日が差していました。

金堂・華王殿は最近新築されたものですが、本尊の十一面千手観音、白山曼荼羅、泰澄神融禅師、中興花山法皇を安置しています。

奇岩遊仙境は一番人気のある景観ですが、観音浄土・補陀落山(ふだらくさん)を思わせる風景は
太古の噴火の跡と伝えられ、長い年月の風雨に洗われて、奇岩が形成されました。
この岸壁の上を歩いて、上まで登れます。(人が見えて、岩壁の大きさを想像ください)

池の前では大抵の人が、奇岩を背景にして撮影していますが、池に写る風景も趣があります。
拝殿の奥の岩窟の中に本殿があります。

展望台にいたる楓月橋(ふうげつきょう)からの眺望が美しいのですが、
今年のモミジは色が悪かったです。

芭蕉の句・・元禄2年に那谷寺を参拝された芭蕉は
「石山の 石より白し 秋の風」という句を奥の細道の記にこの名句を残されました。

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by hirospace | 2005-11-21 07:20 | 風景 | Comments(4)  

マーマレードとジャム

・・の違いは、皮を使うか、中身(実)を使うかのの違いなんでしょうね。

今年はいろんなものを作りました。
文旦、夏みかん、ブル-ベリー、あんず、リンゴ・・、そして・・。

<ゆずのマーマレード>
よく水洗いをして、二つ切りにして、中身を出します。
実を使う人もいますが、僕は絞って置いて、果汁だけを使います。
中のワタはスプーンで少し取り除きます。

細切りにして、鍋に入れて浸る程度の水と皮と同量(僕は80%)程の砂糖をを入れて、弱火で煮詰めます。

少しに詰まったところで、先ほどの、果汁を加えて、とろ火で更に煮詰めます。
塩を少量を加えた方が味が引き立ちます。
約1時間ほどすると、透き通ってきて1/3程の量になれば、出来上がりです。

香りがすごく良くて、美味しいマーマレードになりました。


<柿のジャム>
沢山頂いたもので、残ったままになっているものを、TVで「柿のムース」が紹介されていたので、作ってみようかな?と思いましたが、
いろ~と難しい作業もあるようなので、止めました。(笑)

それで、実5個を使ってジャムにしました。(柿のジャムはあまり見ませんね)
皮を剥いて、種を取り出して(これが邪魔ですね)、細かく切ります。

それだけを鍋に移して、中火で10分程木べらで混ぜながら、グツ~と煮詰めます。(水は入れません!)
とろみが出てきたところで、砂糖大さじ4杯を入れて、弱火でさらに10分ほど煮詰めます。

実が煮崩れて、煮詰まってくるとクエン酸小さじ1/3と ゆずの果樹大さじ1杯(レモンでも可)をいれて、
中火にして、木べらでササッっと混ぜれば出来上がりです。

仕上がりはオレンジ色から黄色になって、ちょっと目には、ジャガイモの入ったカレーみたいで期待を裏切った?のですが、
冷めてから、味見をすると、お~結構いける!と思いました。
これはパンに載せるより、ヨーグルトと合わせたり、ケーキやパイのトッピングなどに使ってもいいかも知れません。
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by hirospace | 2005-11-20 08:53 | 料理 | Comments(1)  

兼六園のライトアップ

16日が満月だったのですが、昨夜は兼六園から綺麗な月が眺められました。

兼六園は四季祭りとして、ライトアップをして夜間無料開放がされます。
桜と雪景色の時を喜ばれる旅行者も多いですが、
彩りがあって、優雅な風景が見られる秋も趣があります。
まあ、多くを語るより、写真を見ていただいた方がいいので・・・。


よくご存知の ことじ燈篭

霞が池に 雪釣りと紅葉が映し出されて

唐崎松の雪釣り

根上松の上に十六夜の月

霞が池との落差による日本最古の噴水

霞が池に映る夕顔亭

石川門と金沢城・三十間長屋と菱櫓・・ボケていますが

・・・いかがでしたか?風情のある景観ですね。
受光が弱くて、腕が未熟なため、ピントがあまいですが、
雰囲気だけでも感じ取ってください。
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by hirospace | 2005-11-18 22:14 | 風景 | Comments(4)  

ころ柿の里

ころ柿が干されて、オレンジ色のカーテンが見られると能登に晩秋を感じさせてくれます。


「ころ柿」と言うのは、こちら(北陸)だけかと思えば山梨方面でも同じ呼び方をするようです。
枯露柿と書けば、陽と風に晒されて、白い粉が吹くような感じが想像もされます。
富山県・福光や城端町には、こちら(能登・志賀町)より大きな規模の産地があります。
柿の種類は違うようですが、工程は殆ど同じで、「あんぽ柿」と呼ばれています。

畑では お年寄りが手や高枝切りバサミのようなものを使って収獲します。
柿の皮を1個ずつ剥いて、それを光と風の通る倉庫に約2週間ほど干しておくと
あめ色の干し柿が出来上がります。

簡単なようでも、春の剪定から初めて、秋の収獲までの時間と
その後の世話を考えると手の込んだ製品ですね。


12月初旬から主に関西方面に出荷されていきます。
小さいもので100円、大きいサイズでは2~300円もするようですから
箱入りの高級品はお使い物に使われます。
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by hirospace | 2005-11-17 22:35 | 風景 | Comments(2)  

妙成寺(みょうじょうじ)

昨日、能登の素敵なお寺を見学して来たので、掲載しました。
石川県(能登)では門前・総持寺と並んで有名な人気のあるお寺です。


能登半島の羽咋市にある金栄山・妙成寺は、北陸地方の日蓮宗唯一の本山です。

山門

永仁元年(1293)、日蓮聖人の遺命により、佐渡から京都にむかう途中に
弟子の日像(後に日乗)が、この地に道場を建立しました。

 国宝の五重塔・北陸唯一の木造の五重塔で高さが34mあります
 栩葺きの屋根は全国唯一です

能登の領主となった前田利家は当地を巡視した際、縁あって寿福院を側室とし、三代藩主利常をもうけました。
利常は当山の熱心な信者だった母の志をくみ、本堂・祖師堂・五重塔などを建立して、七堂伽伽藍の並び立つ大寺院が完成しました。
建物は室町時代建築の庫裡の他には、桃山時代の系統をひく江戸時代初期のものです。

 本堂と三光堂(鎮守堂)

このお寺に来たのは10年ぶりで、3度目です。
能登の山の中でこじんまりとしているのですが、
名工が造った建築だけあって、国の重要文化財の指定を受けて、
700年の歴史の重みも感じられて、気持ちまでが引き締まります。

書院に腰掛けて枯山水の庭園を眺めると、木立の奥にのぞく五重塔の配列が実に見事です。
庭園の紅葉は あまり見られませんが、既に雪釣りが施されてあって
冬の訪れを偲ばせる佇まいが素敵でした。


門前の茶店では「山南天」や「梅もどき?」(違う呼び方をしていました)が飾られて風情があって素敵でした。

お店で甘酒と団子を頂いて一服しました。

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by hirospace | 2005-11-14 22:37 | 旅行 | Comments(2)  

ゆず


隣町(辰口町)の山に柚子を作っている農園がいくつかあって、先日から収穫期を迎えています。

量はまだ少ないのですが、町の特産品としてユズを商品化(ゆず醤油やジュースなどに)して売り出しています。
他でも、ゆず胡椒やゆず茶などいろ~と調味料にも利用されています。
今日は丘陵公園で「まつり」とは名ばかりの即売会があったので、買って来ました。


「桃栗3年柿8年・・ゆずの大馬鹿18年」という言葉があるように
柚子は植えてから実がなるまでには20年近く掛かるそうです。

柚子は香りが良くて、これから おでんの季節には「ゆず味噌」がいいですね。
おろして白味噌と和えれだけで簡単に作れます。
ナイロンの袋に入れておくと日持ちがしませんが、新聞紙で包んで置くと大丈夫です。
これから寒くなると「柚子湯」は最高ですね。
汚れたものや傷のあるものは少し切り目を入れて、湯船に浮かしました。
ゆず湯
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by hirospace | 2005-11-12 16:33 | 祭事 | Comments(4)