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かたくり


春の妖精とも女王とも言われるだけあって、その気品のある美しさは初めて見られた方は感動します。

地面から15cm程の高さに、打つ向き加減に咲くので、この花を撮影するときは
斜面に寝転ばないと写せません。
でも、他の花を踏んでもいけないので気を配って、場所を選ばないと・・。

 10日程すると、この山肌一面にカタクリの花が咲き乱れます(白い花はイチゲです)
カタクリはユリ科の多年草で、北海道や本州の東北地方のような多雪地帯や、
太平洋側の低山・丘陵地帯の落葉広葉樹林に多く自生しています。
春まだ寒さの残る野にいち早く姿を見せ、そして2ヵ月後にすっかり姿を消してしまいます。
この短い地上の生活の裏には、一年の大半を地中ですごす長い準備期間があります。
3月下旬~4月上旬になると、地下茎から淡緑色で紫斑のある葉を出し、
2枚の葉の間から約15センチの花茎を出し、その先端に紅紫色で6片の花を咲かせます。
花はてっぺんで先が外側へ反り返り、うつむき加減に咲きます。

地上での命ははわずか三ヶ月しか無く、その間にあわただしく種子を作り、
地下の鱗茎(りんけい)にでんぷんを詰め込みます。
それが本来の片栗粉だったのですが、現在市販されている片栗粉の大半はジャガイモ粉で作られています。

古名は「堅香子」(かたかご)と言い、万葉集にも詠まれ
『もののふの八十(やそ)をとめらが汲みまがふ 寺井の上の堅香子の花』とあります。

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by hirospace | 2006-03-30 19:20 | 草花 | Comments(6)  

スミレの花咲く頃~



春すみれ 咲き 春を告げる
春何ゆえ人は 汝(ナレ)を待つ
楽しく悩ましき 春の夢 甘き恋
人の心 酔わす そは汝 すみれ咲く春
    
    すみれの 花咲く頃
    始めて 君を知りぬ
    君を思い 日ごと夜ごと
    悩みし あの日の頃
    すみれの 花咲く頃
    今も 心奮(フル)う
    忘れな君 我らの恋
    すみれの花 咲く頃 

「すみれの花咲く頃~」と言えば、宝塚歌劇のテーマソングで、あのレビューを思い浮かべるといった印象 はもうシニア層にしか通じないのでしょうね ...。


市内の「いこいの森」の土手にタチツボスミレの花が先日からたくさん咲いています。

ごくありふれた花ですが、町中では見る機会も少なくなりました。

小さな花が寄り添って、春の日差しを浴びて、風に揺れながら咲いている姿は
春が来たぞ!と、小さな子供達が集って歌っているような感じもします。

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by hirospace | 2006-03-28 12:57 | 草花 | Comments(10)  

能登の雪割草

早朝に家を出て、奥能登・猿山の雪割草の自生地に行ってきました。
県内ですが、片道150km・2時間半もかかるところです。
他府県の車も見ましたが、とにかく交通の便の悪い(ない)ところです。

 山の右上に小さな灯台があるのですが、分かりずらいですね

市街地から、さらに1時間ほど山越えをして、日本海に出ると、
猿山岬の灯台付近に雪割草の群生地があります。

 遊歩道入り口

 猿山灯台・・この下に群生地があります


行き止まりのこんな奥山?の海に面した崖っぷちにどうして、咲いているのか?来る度に考えさせられますが、
この花に人気が出たのはそんな所に、厳しい冬を耐えて、可憐な花が咲くことが理由の一つかも知れないと、勝手に思ったりもしています。


今日は曇って、風も強かったのですが、この花が咲くと、奥能登に春の訪れを知らせてくれます。

この地に咲く雪割草はキンポウゲ科のオオミスミソウに分類されます。


園芸店でいろんな色・形の雪割草が売られていますが、これが原色形です

群生地の規模としては日本一とも言われています。
花の色は白が多く薄ピンク、紅(紫)がありますが、
近年の山野草ブームで盗掘されて紫や深紅の色鮮やかな
花が めっきり少なくなりました。

そのため生態系と自然景観を保護するために、
特別保護地区に指定され、一帯の採取等は厳しく規制されました。
その成果が出た所為で、今まで見られなかったところにも沢山の花が咲いていて、紅い花も目に付きました。


駐車場に戻ってくると、バスが着いて沢山の見学者が来ていました。

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by hirospace | 2006-03-26 20:59 | 草花 | Comments(3)  

沈丁花

庭先にある小さな木ですが、
春先には・・辺りに甘い香りが漂ってきます。
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近寄って行くとだんだん匂いが強くなります。
花に鼻を近づけると,かなり強烈な香りがしますが、ほどよい距離がいいのでしょうね。
鼻は咲いてしまうと白っぽいのですが、つぼみの時には小豆色のものと白いのがあってちょっと魅惑的な花ですね。
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チンチョウゲと呼んでもいましたが、間違いではないのですね。
沈丁花は日本で付けられた名前で、沈香(じんこう)と丁字(ちょうじ)の香りを 併せ持つ花というところから来ているようです。
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by hirospace | 2006-03-25 20:12 | 草花 | Comments(4)  

いかなごのくぎ煮

友人から「春だよ~!」というグリーテイングカードを添えて、
「いかなごのくぎ煮」を今年も送って頂きました。(ありがとう!)
毎年この時期に頂いていたので、実は未だかな~・・?と思っていた矢先でした。(笑)


神戸生まれの僕、この味なんだなよなあ~と、まるでお袋の味のように
満足しながら、毎年楽しみに頂いているのです。
この味と色艶を出すのは、なか~難しいのよね~、と言われるだけあって、
醤油、砂糖と生姜の微妙な調和がすごくいいんです。

昔は神戸周辺しか、売られてなかたのですが、
最近は全国的になって、こちらのお店でも売られていますが、違いが歴然です。
温かいご飯に載せて、頂くと他にオカズは要らないほど、
つい~お代わりしてしまいます。

富山湾では「ほたるいか」能登や若狭では「いさざ」・・
花だけでなく、海からも春の便りが届けられます。
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by hirospace | 2006-03-24 15:37 | 料理 | Comments(2)  

ショウジョウバカマ


先日、ショウジョウバカマの開花し始めたところをアップしましたが、
次々に咲いて、地味な山肌にピンクの模様がポツン~と点在しています。


ショウジョウバカマは漢字では〔猩猩袴〕で、独特の形をした赤い花を「猩猩」に、光沢のあるヘラ状の葉を「袴」に見立てたものである。
ちなみに「猩猩」とは「中国の、想像上の動物で、猿に似ているとされ、人の顔と足をもち、人の言葉を解し、酒を好むという。
別名をカンザシバナともいうそうで、この名前も花を見れば納得します。


この辺りでは春先の山肌に咲くのですが、高地や北の方では5~6月の水芭蕉が咲く頃に同じように咲き、花の咲いている期間も長いですね。
また土の成分によって、紫や白い花もあるようで、お酒のみの顔色が変わるのとつながりがあるのでしょうか・・?
いずれにしても、花は小さめですが、綺麗で見栄えがあります。
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by hirospace | 2006-03-23 19:32 | 草花 | Comments(3)  

カタクリはもう少しで・・


あちらこちらに葉が顔を出して、つぼみも出始めていました。
カタクリの花はお天気が良くなって、気温が15℃近くにならないと開きません。

今日は晴れると12℃まで上がっているのですが、曇ってきたり、
雨が降ったり、時おり雪が舞うようなお天気になっています。

もう少しと言うところですね。
この花は6~7年地中に眠っていたということになります。
花が咲いても、約2週間しか陽の目を見られません。


辺りに咲いているキクザキイチゲがやがて満開になります。

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by hirospace | 2006-03-21 21:14 | 草花 | Comments(2)  

土筆の子が・・

今年も顔を出し始めました。
寒い日が続いていたので、遅れるのかな?と思っていましたが・・。

土筆を見ると「もうすぐ春ですねえ~♪」というキャンディーズの歌が浮かんできますが、
今日は少し寒くて、午後からは雨になりました。

市内の堤防に自生しているのですが、
昔は辺り一面に生えていたのに、探さないと気が付かないほど少なくなりました。
反面、明日ファルトの割れ目から顔を出している逞しいものあります。

杉菜(すぎな)の胞子茎(ほうしけい)で、付子」とも書かれます。
この土筆に引き続いて、細い線状の緑の葉っぱが出てくるのですが、両方とも地下でつながっています。
でも、土筆は出てこないで杉菜がいっぱい生えてくるケースの方が多いですね。

HIMEODORIKOSOU
近くには、ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)が群生していて、先端の方の葉は黒紫色で、そこから小さなピンクの花が覗いていました。
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by hirospace | 2006-03-19 17:00 | 草花 | Comments(6)  

サンシュユ

市内の芦城公園にサンシュユが、今満開を迎えて、梅の木の横で黄色い花が目立っていました。

早春に咲く花の色から春黄金花 (ハルコガネバナ)や、秋に真っ赤な実がなる事から秋珊瑚 (アキサンゴ)とも言われています。

宮崎県の民謡「稗つき節」で「庭のサンシュウの木~」という一節がありますが、
この「サンシュウ」は「山茱萸(サンシュユ)」または「山椒(サンショウ)」であると言われていますが、山椒(サンショウ)がサンシュウに訛ったものとされ方が合っているようです・・。

ミズキ科の花ですが、近寄ってみると、黄色の小さい小花が集まって可愛らしいです。


昨日は快晴・・今日は早くも雨になっていますが、寒くはありません。
積もった雪も一日で綺麗に消えてしまいました。
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by hirospace | 2006-03-17 15:43 | 草花 | Comments(2)  

片山津温泉


総湯(共同浴場)の前で売られている「湯の花たまご」がお気に入りで、
ここの温泉は塩分が多いので、温泉たまごも少し塩味がして美味しいんです。


今、仕事で温泉旅館の改修工事をしているので、
打ち合わせの後、買って来ました。

加賀温泉郷(山中、山代、粟津を含めて)の中で、
バブル以後関西からの団体旅客の減少で打撃が一番大きかった温泉です。
何軒もの旅館・ホテルが倒産や廃業に追い込まれました。


個人の旅行客を誘致するために露天風呂を作ったり、施設の改築にも取り組んでいますが、なか~減少には歯止めがかからないようです。
その一方で他県のリゾート開発業者などが買収して、新たに営業するところも出て来ています。
いろんな嗜好が二極化する中で、高級化指向の旅館と低価格路線の宿とに分かれていくようです。


片山津温泉は大きな柴山潟に面して、潟越しに白山の山並みが見えて、風光明媚な場所なんですが、
他に大きな観光ポイントが無いようにも思います。
先日も近くにあった日光江戸村の姉妹版・・加賀時代村の大型テーマも閉鎖しました。
合計108ホールもある名門・片山津ゴルフクラブも一時ほどの賑わいは無いようです。


「雪は天から送られた手紙である」という詩情ある言葉を残された中谷宇吉郎氏は、
この片山津の出身で、温泉の横に「雪の科学館」が建てられてあります。
近隣の学校の遠足コース似にはなっていますが、一般の方の来場は少ないですね。
屋上展望台からの白山の眺めもいい所です。

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by hirospace | 2006-03-15 19:07 | 風景 | Comments(1)