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沈丁花が香る・・還暦

今日は雨が降って、寒い日になっています。

普段は目立たない小さめの木ですが、春先になると紫色の花芽が付いて、一気に花を咲かせ満開になっています。

秋の金木犀のような柔らかい香りではなくて、その香りが強いので人によって好き嫌いもあるようですが、僕は好きな香りです。
花を摘んで鉢に水を張って浮かべて置くと、部屋の中にいい香りが漂っています。



昨日、僕は誕生日で満60歳になり、いわゆる還暦を迎えたことになります。
40代から50代になるときも少し抵抗を感じましたが、さすがに60代となると高年齢の域に達したことを自認せざるを得ません。
ちょっと若く見える?所為か、還暦だよ!と話すと驚かれる人もおられますが、間違いなくそうなんです・・・。
大病することなく風邪も引かないほど健康で、花粉症に悩まされたり、腰痛が酷いといいながらも山歩きが出来るのですから結構なことですね。
余命は分かりませんが、子供と、「あと10年ぐらいの付き合いかな?」と話すと、「お父さんは長生きをするから、まだ~」と言っていましたが、年が往ってからの子供なので、出来る限り共有できる時間を持っていきたいとも思っています・・。
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by hirospace | 2008-03-29 11:56 | 草花 | Comments(8)  

カタクリが開花しました

早くからつぼみを付けていたのですが、今日は気温が17℃になって、日も差していたので、確信を持って出向きました。


丘の上を見渡すと、白い大きな花の一輪草(ククザキイチゲ)の中にポツン~咲いているのが見えました。


スプリング・エフェラメル(春の妖精)の女王と言われるだけあって、この色・姿・・いいですね。
この花に会えるときは、想いを寄せる女性に会えたような?トキメキがあります。

「もののふの 八十(やそ)少女らが くみまがふ 寺井の上の堅香子 (かたかご)の花 」...はカタクリの花を書いたブログにはよく登場している万葉集の有名な句ですが、
「春ごとに 花のさかりは ありなめて あひみん事は いのちなりけり」...古今和歌集の句ですが、春が来るたびに花は咲くけれど、命あっての事です...という句が僕は気に入っています。


カタクリの花は6年越しに地上に花を開かせます。
そのため、山も咲く場所が変わって行って、今年は斜面右で、去年は左の丘が中心でした。

カタクリの花は、周囲の気温が10℃を越えるころから花被が開き始め、気温が上昇し15℃から20℃になると、花被は反り返り、かがり火のような美しい姿となります。
でも、雨や気温の低い日などは閉じていて、1週間ほどで花は枯れます。
6年も地下にいて、僅か3ヶ月もすると跡形もなく消えてしまう運命の花ですよ。

地面から15cmほどの高さで、奥ゆかしく下向きに花を咲かせるので、花をアップで撮るには地面にしゃがまないと撮れませんが、たくさんのカタクリの芽が出ているので、踏まないように膝や肘の位置を決めて構えます。
最盛期には5~600輪は咲くところですが、今が咲き初めで、今年初めてのカタクリに興奮しながら、カメラを構えていました。


周りに咲いているイチリンソウ(キクザキイチゲ)も似た性質で今日は全開で、カタクリと一緒になって春風にゆっくり揺れていました。
ショウジョウバカマの面白い形の花も数箇所で咲いているのが見られました。

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by hirospace | 2008-03-26 08:24 | 草花 | Comments(5)  

猿山雪割草ウォーク

去年の3月25日、ちょうど門前町で恒例の「雪割草まつり」が催されている最中に奥能登沖地震が起きました。
家のものは僕がここに出向いていると思ってたので、心配して何度も電話を入れていたのですが、電話が11時まで通じなくて、連絡が付いて地震が起きたことを知りましたが、その時は僕は他へ出向いていました。

去年は極端な暖冬だったので早々と訪ねていましたが、今年は地元観光協会が企画したイベントに息子と一緒に参加してきましたが、4月からは中学生になるので、あまり一緒に出かける機会もなくなるかな?と思って誘ったのですが、あまり楽しくない一日のようでした・・。
例年は猿山の駐車場から灯台付近の群生地を見て撮影をして戻っていたのですが、猿山から地震で通行止めになっていた深見地区まで山越えをしてウォーキングをして見学してきました。

今年の雪割草は見事に咲いていました。

やはり白が多いですが、ピンク、赤紫と色の変化も楽しい花です。
(その他の雪割草の写真はこちらのスライドショーから!)

猿山の灯台も一般開放されて、中に入ってきましたが、小さな灯台なので細い階段を一人が通行するのがやっとでした。
お天気は良かったのですが、全体にかすんでいて遠くは見渡せませんでした。

初めて訪ねた「深見地区」の群生地の方が赤紫の濃い色の花が沢山見られました。

また、イカリソウや行者ニンニクが自生していましたが、露店で売られていたそれは畑で栽培しているものですと説明をしていました。

最近はロープが張られて入れないようになっていたり、パトロールが強化されて盗掘するのを防いで保護されています。

約4kmの山を下りて来ると地震で大きな被害が出て、やっと復興道路と修復された小さな漁村の真新しい瓦が見えて、ウォーキングが終わりました。

「春ごとに 花のさかりは ありなめど
       あひみん事は いのちなりけり」 (古今和歌集より)
 (春が来るたびに花は咲くけれど、その花に出会えるのは命あってのこと・・の意味)

途中の道路も各所で補修が行われたりもしていましたが、被害の大きかった門前町の街中のお店や住宅もかなり復旧されて、お祭りが行われていました。

いつも訪ねる蕎麦屋「手仕事屋」も新店舗になっていました。

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by hirospace | 2008-03-23 20:33 | 旅行 | Comments(7)  

土筆

「雪が溶けて川になって流れて行きます・・ 

つくしの子がはずかしげに顔を出します もうすぐ春~ですね ちょっと気取ってみませんか・・♪」という「春一番」の歌を、土筆を見つけると必ず歌いたくなります。
いやもう、すっかり春になっているのですが・・。

どこにでもあって、いつでも見られた土筆も、田んぼの畝が整備されたり、堤防の工事が行われて、どん~少なくなって行きます。
と言っても、あるところにはスギナが邪魔になるぐらい生えているところも残ってもいるのですが・・。

亡くなった祖母が、暖かくなると堤防に散歩に行っては、この土筆とヨモギを摘んで来て、湯掻いて、お浸しにしてくれていました。
それほど美味しいとも思いませんでしたが、自分で作るほどの気もなく、あれがお袋の味だったのかな・・?と思い出します。
そして、ヨモギは団子にしてくれていましたが、もう、そんな手作りのものは食べられなくなりました・・。
辺り一面に生えていたヨモギも眼を凝らさないと、見付けられないほど少なくなりました。
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by hirospace | 2008-03-21 18:36 | 草花 | Comments(5)  

フキノトウの味噌和え

今日は春分の日でしたが、昨夜から雨風になって、雨も残ってちょっと肌寒い日になりました。
お昼前に「フキノトウの味噌和え」を作って、午後からは図書館で本を読んでいました。
最近は外出の予定の無い休みの日はこうして過ごして、帰り際に、数冊借りて来ては、返しに行ってはまた借りて来るパターンを繰り返し、すっかり小説にとり付かれています。

春の定番料理になっていますが、採って来たあった「ふきのとう」で味噌和えを作りました。
芽が出て直ぐの時は苦味も弱くて、料理には最適です。


外側を一枚はがし、汚れなどを水洗いしたものをお鍋に入れて茹でます。
茹でるとあくが出て煮汁が茶色くなりますから、ザルにあけて水で少し晒して置きます。(あまり、長く水に漬けておくと苦味が薄れます)


絞って水気を切って、細かく刻み、フライパンに油を熱して、刻んだふきのとうを炒めます。
そこに砂糖、味噌、お酒、みりんを適当に加えてお好みに味付けします。(甘い方が美味しいと思います)
これで出来上がり!簡単に出来ますからお勧めします。


お酒のつまみにも合いますし、温かいご飯やおにぎりに載せて食べても美味しいですし、
作っていても春の香りが楽しめて、食べると適度な苦味に季節感があっていいですね。
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by hirospace | 2008-03-20 18:58 | 料理 | Comments(4)  

キクザキイチゲ(菊咲き一華)


先日、オウレンをアップしたところですが、丘一面が白い小さな花で覆われていました。

そして、キクザキイチゲも咲き出しました。
よく一輪草と呼ばれていますが、同じ花で、葉が菊のように裂けているところからキクザキ(菊咲き)イチリンソウとも呼ばれて、葉の広いものはアズマイチゲ(東一華)と呼ばれています。

朝、日が当たっていなくて、気温も低かったので、花が開いていなかったのですが、
近くを散策して1時間ほど後から訪ねると、3cmほどの花が開いていました。

この辺りは白い花が多いですが、場所によっては紫色の花も見られます。
信州辺りは逆に紫の花が一般的なようで、福寿草などと同じキンポウゲ科の花です。

所々にカタクリの葉も見えてきましたが、小さな蕾が付いているものも、少し見られました。
月末には、この丘の主役はカタクリの花になりますが、それまではこのキクザキイチゲの花が目立っています。
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by hirospace | 2008-03-16 14:34 | 草花 | Comments(5)  

福寿草

福寿草は、春の花の中でも早い方ですが、丘陵地などが多いので地域によってかなり時期にズレがあります。

県内には自生している所は無くて、福井県との県境に小さな群生地があるのですが、今年はまだ行っていませんが、そろ~見ごろになっていると思います。
近くの「いこいの森」には少し前に株が植えられて、オジサンが世話をしていて去年から花が咲き始めて、年々株が増えて今年も綺麗が咲いていました。


花は、夜間や曇りの時には固く花弁を閉ざしていますが、太陽が顔を出して10分もすれば全開し、太陽の動きに合わせて花の向きを変えることが出来るのです。
光を浴びると黄金色に輝く綺麗な花ですね。


早春の林床はまだ寒く、パラボラアンテナのような形と光沢のある花弁とで、太陽熱を効果的に花の中心部に集めて保温する仕組みがあって、昆虫に暖を取れるオアシスを提供しているのです。

初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルです。(虫媒花でカタクリ、イチゲ、イチリンソウなどもこの類になります)
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by hirospace | 2008-03-11 21:59 | 草花 | Comments(5)  

セツブンソウ(節分草)


関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる花ですが、付近に自生しているところはなくて家から150km離れた滋賀・岐阜県境の伊吹山に出向きました。
北陸道長浜ICから冠雪した伊吹山を目指して登山道からロープウエーに乗らないで登山道とは別の道を車で登って1合目に止めます。

そこからゲレンデを歩いて2合目を目指しましたが、途中からは残雪があったので、これ以上登っても花は見られないだろうと思って下山しました。

いいお天気で下界に琵琶湖と長浜の市街地と対岸には比良山系が見渡せました。

それならと、滋賀県米原町側にある奥伊吹山の山麓の群生地を目指したのですが、思ったところはまだ残雪が多くて駄目でした。

また見られないのか!と諦めかけたのですが、親切な村のお年寄りに出会って、別のところに咲いていることを教えていただきました。

和名は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることから付いたのですが、この辺りは旧暦の節分に当たるので3月初めから中旬に咲き出します。

地面から10cmほどの高さに2~3cmの白い花を咲かせますが、オウレンなどと同じで花弁に見えるのは実は萼(ガク)片です。

セツブンソウの可憐な花は人気が高く、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になって来ています。
僕も自生して咲いているところを写真に撮れたのは初めてなんですよ。
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by hirospace | 2008-03-09 18:35 | 草花 | Comments(9)  

旬を頂く

今日も暖かい春らしい日になりました。


毎年、この時期に楽しみにしているものに「いかなごのくぎ煮」があります。
昨日そんな事を話にしていたら、今日、神戸の友人から送っていただきました。
去年は不漁で遅れていたのに、今年はすごく早くて、驚きながら喜びました。
この「くぎ煮」はお店で売られているものと比較にならないほど美味しくて、僕の大好物です。

そして、昨日摘んで来たフキノトウ・・蕗味噌にしようかと思いましたが、家族も好きな天ぷらにしました。
ちょっと足りなかったので、お店で売られていた「たらの芽」と一緒に揚げました。
「いかなごのくぎ煮」と春の香りがいっぱいの「フキノトウの天ぷら」で旬を頂くのは有り難いことです。
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by hirospace | 2008-03-08 21:46 | 料理 | Comments(5)  

早春の山野草が咲き出しました


僕の取って置きの場所で、やっと丘の雪が融けて、毎年早春の山野草が見られるようになりました。
去年は2月22日にアップしているので、今年は2週間ほど遅くなりましたが、これが例年並みだと思います。

セリバオウレン(芹葉黄蓮)の花は、あまり馴染みのない花だと思いますが、
早春に山地の林の中で、どちらかと言えば日陰の湿ったところに群生している花です。
10cm位の背丈に1cm程の小さな花が咲くので、よく見ないと見過ごすことも多いですが、山野草の花の少ない時期に出会うのが嬉しくて、またアップで見ると、線香花火が開いたような形をしてすごく可愛い花です。(花が小さくて、ピントが合わせにくい!)

白い花のように見えるのは実はガクで、中心にある黄色くひげのあるのが花です。
黄蓮と呼ばれるのは根茎が多数の黄色いひげ根を出して、伸びていくことから来ています。
葉の形の変化からキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンなどに分けられているようです。

これは小葉が1回3出葉のキクバオウレンだと思います。

ここは北斜面なので冬は日当たりが悪いのですが、フキノトウも顔を出し始めました。
数も少なくて出始めなので採取するのをためらいましたが、すぐに次々と出るので10個ほど頂戴してきました。

似た時期に咲く、キクザキイチゲ(菊咲一華)の花はまだ見られませんでしたが、
やがて、この丘はカタクリ、ショウジョウバカマと花を見せてくれる丘です。
分かりやすい所なのですが、あまり人には知られていないようで、大抵一人で楽しんでいます。
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by hirospace | 2008-03-07 20:19 | 登山 | Comments(2)