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藤原岳の福寿草

三重県・いなべ市にある藤原岳は関ヶ原ICから40分程の所にありますから、岐阜県拠りにあって、この時期は福寿草を見る人で一番賑わう山です。
三岐鉄道の西藤原駅近くの小学校の横に大きな登山口休憩所に無料の駐車場がありますが、裏登山(聖宝寺)道から登るので鳴谷神社近く近くに車を停めました。
混んでいると思ったのですが、不思議にも閑散として登山をする人の姿もまばらでした。
冬山の用意をしていたのですが、春山の格好で十分でシャツの上から薄手のジャンパーを羽織りました。
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登山口からいきなり長い階段で聖宝寺まで登るに息が切れました。
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渓流沿いの登山道で瓦礫もありますが変化にとんだ登山道で、杉林の中を歩くので、昨日から鼻水が垂れていたところ、花粉が飛んでいるのが見えるぐらいで、くしゃみも出始めました。汗を拭くタオルが鼻をかむタオルになってしまいました。
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ずっと急な登りが続き、6合目になって、視界が開けました。
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ここでセツブンソウが10個ほど点在して、開花しているのが見られましたが、白くて小さな花なので大半の人は気付かずに通り過ぎていました。
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8合目で表登山(大貝戸)道と合流します。
登り始めから、ここまで約2時間で11時半になったので、日が当たって暖かくい場所に腰を下ろして一服しようと思ったのですが、食事をしている人がいたので、お昼にしました。
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早くも下山をしてくる人がいて、靴がドロ~になっていました。
8合目から上は残雪があるので、アイゼンが必要と聞いていましたが、長靴の方がいいぐらい雪解けでぬかるんでいました。
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9合目に向かう途中で、福寿草が現れて目を楽しませてくれました。
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9合目の表示板辺りには少し群生していて、春のような日を浴びて満開になっていました。
福寿草の花も晴れて気温が上がらないと完全には開きません。
初めて、目にする人はその色の鮮やかさと姿に感嘆の声を上げます。
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8合目から約1時間で藤原山荘に到着します。山荘付近にも福寿草の蕾があちらこちらに見られましたから、今月中頃までは見られるように思います。
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お天気が曇ってきて、ちょっと肌寒く感じて、途中で脱いでいたジャンパーを着込みました。
ここは休憩所にトイレがあるだけで、山頂は一旦下って向かい側の山で残雪の上を20分ほど歩いて到着します。
お昼を食べていたので、1時半になって、どうやら僕ら以外には誰もがいませんでした。
頂上からは北方面には雪のない茶っぽい伊吹山系が見られました。
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南方面には竜ヶ岳~静ヶ岳・御在所岳が見られます。
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南東にはかすんでいましたが、桑名市の市街地から木曽川と伊勢湾が見渡せます。
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2時に山荘から下山を始めました。
9合目辺りの福寿草が気温が下がって、しぼみかけていました。
登るときは花の周りに雪が無かったのに??と思ったのですが、誰かが写真を撮るために、近くから雪も持ってきて敷いたのでしょうね。
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下りの表登山道は道もよく、ほとんど休まずに2時間足らずで一気に下山しました。
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約12kmおよそ5時間余り・約16000歩で、今年初めての登山で足腰にかなりの負担を感じましたが、丁度手頃な登山だと思いましたが、花粉症状には参りました。
近くに日帰り温泉施設・阿下喜温泉(あじさいの里)に寄って、足腰の疲れより先にスギ花粉を洗い流したい心境でした。

by hirospace | 2009-03-03 16:59 | 旅行  

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