経ヶ岳
以前から登りたいと思っていた山ですが、連休にゆっくりと時間を掛けて登る予定をしていました。
R157を白峰の方から勝山市に入って、スキージャム勝山の入り口になっている「法恩寺山有料道路」に入って、1kmほど走ると大きくカーブするところから「法恩寺林道」に入り登山口まで向かいます。(無線塔がある前に車が10台ほど駐車できます)
登山口からしばらく急な登りになりますが、直ぐにブナ林の緩やかなな登りになって1時間ほどで保月山(1272m)に着きます。
ここからは東に今から向かう杓子岳・中岳が見え、西には大野市内と残雪の荒島岳が見えます。
保月山と杓子岳の間は狭い岩場や梯子が架かっているところもありますが、注意をして歩けば危険はありません。また、この辺りから所々に残雪がありました。
杓子岳は狭いですから、眺望のいい中岳まで一気に上ってお昼にしました。(この間1時間)
美しい形をした経ヶ岳が眼前に見えるのですが、頂上へは一直線の直登になっているので厳しい登りになることを自覚した。
中岳から切窓の下りは急でロープも張られていたが、雪解けで泥々になっていた。
最後の急な登りに入って、一服すると火口原から涼しい風が吹き上がって来た。
これが最後の登りかなと思いながら、登り詰めると、その先にまた山があって、なか~頂上に着けなかったですが、中岳から1時間かかって、1625mの頂上に到着です。
まだ、1時だというのに誰もいなかった。僕が最後かな?と思っていると、数組が登ってきた。
少し霞んでいたけれど、左から白山、別山、三ノ峰と手前に赤兎山がはっきりと見えていました。西の方は荒島岳がうっすらとしか見えていませんでした。
下山しようと振り返ると、先ほどお昼休みをした中岳が大きく見えていました。
経ヶ岳は見上げても綺麗な山だし、周囲の眺望もいいし、僕の足だと登り4時間、下り3時間もかかり手ごわいでしたが、満足のいく山でした。
でも、嬉しいのは何故か、下山して登山口が見えたときです。
by hirospace | 2009-05-03 22:13 | 登山