北八ケ岳(天狗岳)
関西の女性3名とご一緒するという僕には珍しい山旅で、前泊に唐沢鉱泉を選びました。
呑めない僕と違って、お酒の強い方ばかりで登る前から盛り上がっていました。
ここは山小屋ではなくて温泉宿という感じのところですが、僕には下山後の温泉がお気に入りのところです。
朝、宿で朝食頂いて、7時半から西天狗を目指して、登山開始!
腰痛だとか、初心者だとか聞いていましたが、皆さんなか~元気で、いつも通り最後から追いかける羽目になっていました。
樹林の中を歩くので直射日光は当たりませんが、蒸し暑くて、結構汗をかきながら、第一展望台に2時間かかって到着。
お天気が良ければ、御岳や北アルプスも眺められるのですが、ガスがかかって、近くの天狗岳すら見え隠れてしていました。
第2展望台から一旦下って、岩登りです。
僕が以前登ったときは怖かったのですが、初めての人も面白いという状況で、西天狗の山頂に11時30分に着きました。
宿で用意をしてもらったお弁当を食べて、東天狗への急な坂を下って、また登ります。
前に来た時は一人で日帰りだったので、ここから黒百合平へ下ったのですが、今日は硫黄岳を目指す予定なので、根石岳に向いました。
午後からは天気が崩れるから硫黄岳はどうかな?と言われましたが、ガスよりも時間的にも体力的にも登るのが難しい状況で、夏沢峠まで登って、状況判断することにしましたが、ガスが硫黄岳にかかり雨も降ってきたので、今日の泊りの本沢温泉小屋に下りる事にしました。
長い~下りで、やっとの思いで小屋に到着。
賑わってはいましたが、4人で個室が当たり、それなりに気は楽でした。
日本一高いところにある常設の露天風呂は小屋から10分も登らないところにあって、高温の内湯で汗を流しました。
何処にでもあるような夕食でしたが、お酒の種類が豊富で日本酒を燗をしてしっかり呑んでいました。
雷鳴とともに雨降りになって、星を見ることも今夜も駄目でした。
8時に消灯ということで、どうしたものかと思いましたが、疲れていたのか?それなりに寝てしまっていました。
翌朝は6時に朝食を食べ、7時に小屋を出て、中山峠に向かいました。
最後に急登がありましたが、3時間かかって、2400mの中山峠に到着。
これから東天狗に登る人とすれ違って、黒ゆりヒュッテに向かいました。
ここからの長い下りが川の中の大きな石の上を歩くのが大変で、前に来たことには踏み外して足を痛めました。
そんなこんなでしたが、12時半に出発点の唐沢鉱泉に無事到着しました。
汗を流す前に、のどの渇きと空腹を埋めたくて、生ビールとカレーライスを一気に干しました。
山小屋では石鹸も使えず温泉に浸かるだけだったので、さっぱり出来て、帰り支度をしました。
by hirospace | 2011-08-15 18:37 | 登山