河内千丈温泉・平安まつり
ここの夏祭りは、村民による時代絵巻が毎年楽しみなのです。
今年は少し企画が変わって、若者も楽しめるようなバラエテイ―な構成にされていました。
若手アーテイストによるライブパフォーマンスやダンスには大きな歓声が上がっていました。
僕には、この山里(河内)に伝わる平家落人伝説を踊りや和太鼓で演出しているのが、興味深かったです。
夜は山間の涼しいところ(20℃)ですが、ステージで繰り広げられる演目には、
熱気が伝わり音楽や和太鼓の響きとが大自然に溶け込んで
平安から平成の今、820年の時空を越えて伝説が甦っていました。
しばらくして、気がついたのですが、今年は出演者の大半がプロでだったのですね。
どおりで巧い(過ぎる)なあ~と思いました。
やはりプロの演技力には訴えるものが違うと痛感しました。
でも、僕の地元の子供たちを中心にした大杉ミュージカルシアターが演じた
童歌や踊りはすごく素朴で、雰囲気に合っていました。
フィナーレは弓から放たれた矢が御神火に移り、
燃え上がる炎とともに音と光の異次元空間で締めくくられました。
by hirospace | 2005-08-01 15:03 | 祭事