山栗の渋皮煮
赤兎山に登ったときに小原村ゲートのおじさんに山栗を500gほどいただきました。
先日、栗おこわを作ったので、今回は渋皮煮にしました。
山栗は小さいので、皮を剥くのは皮むき器を使っているので比較的簡単ですが、
渋皮煮の場合は渋皮をはがしてしまうと仕上がりが悪くなるので、50個を剥くのは手間がかかりました。
実を一晩水に漬けておいて、熱湯をかけて、鬼皮を剥きやすくします。
山栗と皮を剥いたサトイモ
それを鍋に入れて、栗が隠れるほどの水を加えて沸騰するまで強火で煮て、
沸騰したら弱火にして、アクを抜くために重曹を小袋(3g)入れて10分余り煮ます。
赤紫色になったお湯を捨て、新たに水を浸るほど入れて、もう一度同じ作業を繰りえします。
渋皮についた筋や汚れ、ぬめりを丁寧にやさしく取ります。(強くすると実が壊れる)
綺麗になった栗の実が隠れるほどの水を加えて、中火で煮込み沸騰する手前で黒砂糖を加えます。
(分量は好みによって多少しますが、500gの実に砂糖約200gの割合です)
5分ほど弱火でゆっくり砂糖を溶かして、火を止めます。
そして、落し蓋をして、弱めの中火で20分ほど煮詰めて、火を止めます。
それを一晩寝かして置いて、翌日、栗だけを取り出して、煮汁(蜜)を10分ほど煮詰めて、
冷めたら、栗の実に戻して、仕上がりです。
保存瓶に入れて、冷蔵庫で3~4ヶ月保存可能です。
by hirospace | 2015-10-06 16:08 | 料理