花梨のシロップ(加熱)
事務所の近くに実がたくさんなっていたので、頂いたのですが、青かったので熟すのを待っていましたが、完熟のものが沢山なる頃になったので改めて頂きました。
今では実を使う人もほとんどいない!と話していました。
僕も子供が小さかった頃から、しばらく作っていなかったのですが、最近、時々喉に痛みを感じるときもあるので、炎症などを和らげるのに効果のあるシロップを作りました。
普通は実を切って、氷砂糖や蜂蜜で漬けて、一ヶ月ほど待つと果汁が出て、シロップにするのですが、今回は違った方法(加熱して)で、作りました。
花梨の表面には油・アクが生じているので、塩や熱湯をかけて、綺麗に洗います。(4個で600g)
実を半分に切って、種(後で使うので保管)や芯を取り出すのですが、花梨の実はとても硬いので、切るのが大変です。(芯を除いた実を軽量しておく・・500g)
ピーラーで皮を剥いて、取って置いた種と一緒に煮込みます。
その間に、皮を剥いた実を薄くイチョウ切りにして、先の種と皮を煮込んだ汁と実が浸るほどの水を加えて煮込みます。
実がヘラなどで簡単につぶれる程になれば、ザルなどで漉します。
その汁に果実の重量の半分程度(少な目ですが、70%まで)の砂糖を加えます。(今回は砂糖200gと蜂蜜も50g加えました)
30分位煮詰めると、薄茶色から赤みを帯びてきて、1時間ほど煮込むととろみが出て来て、透明感のある綺麗な茜色になり、火を止めて仕上がりです。
市販されている花梨飴よりも綺麗で濃厚なシロップ約400ccが仕上がりましたので、消炎効果も楽しみです。
by hirospace | 2015-11-04 19:02