餅つき風景
世話をする人が少ないのと、一番の理由は餅を食べる人が少なくなったので作る甲斐がなくなったということでしょうね。
僕ももう20年以上も餅つきをしていません。(これからも機会はないでしょう)
せいろに約1升8合ほどのもち米を入れて、約2~30分蒸します。
初めは釜の湯が低いので、時間がかかりますが、上がりですと早いです。
押し餅用のキビや青海苔などはその上にかぶせます。(写真はキビ)
最初は小突きというのをして、米が飛ばないようにある程度固めるのですが、
数が多いと「餅っ子」でした方が楽で早いのでと、機械を使っていました。
最初は あまり杵を高く上げないで つきます。
「あんちゃんデカイ体しているから、いい餅なるやろね」
「それより、僕、手返しも出来ますよ!」
「あら、りくつなあ~(便利と言う意味)、ほな、次してもらいまっし・・」
打つ人に近づいてすることと、熱いですが、あまり水を付けないのがいいのです。
次第に、力を入れて高くから杵を打ち下ろすと、いい音が回りに響きます。
親父によく教えてもらいました・・これが、昔取った杵柄?ですかね。
親戚中が集まって、こういう餅つきをする風景はいいものですね。
つきたての餅を大根おろしや餡の中に入れて食べるのも美味しいですよ。
知人にお願いしてあった1臼分だけ丸餅をもらってきました。
by hirospace | 2005-12-30 15:56 | 祭事