金沢の消防出初式
金沢城公園三の丸広場で、雪が降りしきる中
お正月恒例の金沢市消防団の出初式が行われました。
出初式や百万石祭りに演じられる「加賀鳶はしご登り」は
日本のはしごのぼりの元祖とも言われています。
今年は一番多い45本の梯子が立てられました。
江戸時代から続くその伝統は金沢の消防団に受け継がれ、
「加賀鳶木遣りくずし」の唄とともに、金沢の伝統文化の一つになっています。
雪も偶然止んで、一番人気の「はしご登り」が披露されると、
熟練した演技に会場からどよめきが・・。
この風景は金沢の出初式からは切り離せないものです。
その後、団員の下帯姿による威勢と気迫にこもった一斉放水が行われ、
上空には県防災ヘリも飛来して出初式もクライマックスで、幕を閉じました。
by hirospace | 2006-01-08 14:42 | 祭事