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ミョウガの花


近くの山林の麓にミョウガが自生しています。
50~80cmほどの背丈になって、葉が林のようになっています。


この時期、葉を掻き分けて、根元を見ると所々に、ミョウガの花が咲いています。
ミョウガはショウガ科なので似たような花です。
地下茎でつながっていますが、花と葉が別に出てきます。


花は1日も経たないうちに枯れてしまって、翌日には次の花が咲きます。
玉ねぎのように1枚~とはがせますが、1枚~がミョウガの花です。

ですから、私たちが食べている赤い実は、花が咲く前の花の集まりなんですよ。


ミョウガはたくさん採っても使い道が少ないので、今日は20個あまり摘んできました。
よく水で洗って掃除をして、尻尾の方も取り除きます。
素麺などの薬味としてよく使われますが、天ぷらにしても美味しいです。
また、生のミョウガを細かく刻んで、かつお節と醤油をかけて食べても美味しいです。


先日は一晩塩漬けにして、縦に二つ割りにして、甘酢に赤梅酢を足して、柴漬け風にしました。


塩で軽く揉んで、ヌカ床に入れても、翌日には糠漬けとして食べられます。

余談になりますが、「ミョウガを食べると物忘れが酷くなる」と言われますが、
俗説であって、専門家が研究したところ、ミョウガを食べて記憶力をテストしたら、食べる前より点数が良くなったようです。
ミョウガに含まれる辛味成分が脳に刺激を与えて活発に働くようですから、安心して食べられます。

by hirospace | 2006-08-10 11:40 | 登山  

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