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西穂の花たち

ロープウエーから西穂高山荘までの道は登山道としては険しい道ではありません。
木も多くて陰になって、直射日光が当たらなくて楽な方かも知れません。


登山道の脇には時期的なのでしょうか、思ったより花が少ない?ように感じましたが、
ツルリンドウの花を見つけたときは・・嬉しい思いがしました。


道の脇に女性が座り込んで、綺麗な紅い実を写しておられたので、何ですか?と聞くとタケシマランの実だと教えて頂きました。


ゴゼンタチバナの花もちらほら咲いているのが見えました。


僅かでしたが、ハクサンフウロのピンクの花と、

黄色いシナノキンバイも咲いていました。


山荘に近づくと、あの有名な?トリカブトの大きな紫色の花が一面に咲き乱れていて、

サラシナショウマの尻尾のような綺麗な花ととミヤマセンキュウのセリのような白い花も混じりながら、トリガブトと花園になっていました。


翌日、山荘から独標に向かうと、エゾリンドウの高山種・オヤマリンドウの花がポツり~と目に付きました。
僕はリンドウの花を見るのが、この時期の山歩きでは楽しみにしています。


独標の近くでは、この山特有の黄色いトウヤクリンドウのつぼみが見られました。
この花ははじめて見ましたが、リンドウは日が当たらないと咲かないので、どの花も時間が早くて開花しているものが見られませんでした。
独標から先は昨日の写真でもお分かりのとおり、岩盤になるので、花はほとんどないようです。


山荘付近にはタテヤマザミも見られましたが、盛りを過ぎたようで枯れているものが多かったです。


上高地への下りにはカニコウモリという小さな花が群がって咲いていましたが、この花も初めてみました。


この花を見たときはソバナだと思ったのですが、登って来たお年より夫婦が花には詳しいようで
自信たっぷりにこれは立派なシャジンです!と言われたので、その場は自信もなくて、そうですか?と戻ってから、調べ直しましたが、葉の形からみてソバナに違いないと思いました。


まだ、いろんな花もありましたが、代表的な?花を選んで掲載しました。
僕の山登りは・・登ること以上に花を見て写真を撮ることに意義を持っています。
3日間・・山の旅にお付き合いただいてありがとうございました。

by hirospace | 2006-08-30 07:51 | 草花  

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