蕎麦の花

今年も白山麓の鳥越地区のそば畑に花が咲いて、見ごろを向かえています。
この週末には「そば花まつり」が催されるので幟が上がっていました。

当初は休耕田に僅かにソバが植えられていたのですが、年々広がりを見せて、
今ではこの地区の特産品として、県内では名が知れ渡ってきました。

「そばは75日」と言われるように、種を撒いてから収穫までの期間が短くて、肥料もさほど要らないので、山間地の農家には格好の作物なんでしょう。

蕎麦の花はタデ科ですが、アップで見ると薄いピンクを帯びた白い可愛い花で愛着があります。
この花が枯れて実が付いて、9月の終わりから10月の始めには実が黒くなって収獲されます。
その後乾燥されて、新ソバが食べられるのは10月の終わり頃になります。

そして、最近の蕎麦ブームで新しいお店も増えていますが、趣味からこだわりの蕎麦屋になった人もたくさんいます。
友人も、この近くで蕎麦屋を開業していますが、かなり評判がよくて、遠方からも食べに来る人がいます。

蕎麦畑の横にも、そば打ち体験「にわか工房」が出来る施設が出来て、蕎麦を食べたり地区の食材を使った漬物やお惣菜やそば粉を使ったお菓子などが売られています。
by hirospace | 2006-09-04 19:58 | 草花 | Comments(2)
健康ブームで、ソバも脚光をあびていますね。
先日、バイキング料理のお店に行ったら、
オーガニック・バイキングで、安心な食材に、
素材をいかした料理がされていました。