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手前味噌が出来あがりました

今年の1月の寒の時期に山手の町・鶴来町観光協会の主催で「味噌作り」を体験しました。
その味噌が出来上がったので、参加者が集まって、町の祭りに合わせて頂いて来ました。

  北陸鉄道・石川総線 西金沢-鶴来(つるぎ)


麹が醗酵するのには梅雨の時期が必用です。
暗い蔵の中で9ヶ月間も熟成されて、今日の対面になりました。


こちらの旧家では壁に朱色に塗られているところがあります。(朱壁と言います)

町の観光物産館「横丁うらら館」では、お昼にこの辺りの「祭りのご馳走」が出ました。
これは笹寿司ですが、北陸の祭りでは押し寿司がよく作られますが、シイラと鱒の押し寿司でしたが、〆鯖もよく使われます。(魚は裏に入っています)

他には厚揚げやゼンマイの煮物と「えびす」祭りやお正月には欠かせないもので、寒天の中に溶き卵を流し込んだものです。
こんにゃくはこの近くにある工場からの差し入れでした。


   満歳楽本舗・小堀酒造本店・・・お祓所の飾り

この鶴来町では祭りの間、玄関が開かれた家やお店では振る舞い酒とこの程度の料理を誰でもが勝手に上がり込んで頂ける風習が今でも残っています。



さて、出来上がった味噌を持って帰って開きました。(かなり、臭いです)
麹がたくさん入った田舎味噌が約3.5kgです。
表面にはカビも出ていますが、取り除けば問題がありません。
味見をしましたが、丁度いい具合の味噌に仕上がっていました。
これで味噌汁を作ったら、どんな風味になるのか楽しみです・・。

by hirospace | 2006-10-10 16:12 | 料理  

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