加賀友禅燈ろう流し
東の茶屋街が夕闇に迫る頃、特別協賛行事「加賀友禅燈ろう流し」が市内を流れる浅野川の天神橋から浅野川大橋の間に、約1200個の灯籠が流され始めました。
水の芸術ともされる加賀友禅と浅野川とのつながりに感謝をして、友禅作家らが花鳥風月を描いた絵や市民がそれぞれの思いを描いたと灯籠が川面を彩りました。
メイン会場では金沢市の歌手・有沢美智子さんの新曲「友禅橋」が歌われて会場の雰囲気を盛り上げていました。
彼女はデビュー前にお店を開いていた時からの知人で、応援をしていていましたが、今は県内では名の知れた歌手になりました。
かがり火が焚かれて、和太鼓も披露されて、
お気に入りの灯籠を川に流してお願いをする姿も見られました。
川もいっぱいに広がって流れて行き、
終着の橋の袂では、ゴミにならないように全部拾い上げて回収します。
その辺りは、主計(かぞえ)町の茶屋があって、放たれた窓越しから三味線の音が聞こえてきて金沢の祭りの夜をいい雰囲気にしてくれていました。
今日はお祭りの、メインイベント百万石行列が金沢駅から金沢城まで繰り広げられます。
by hirospace | 2007-06-02 11:36 | 祭事