ユキノシタ、カワラナデシコ、オダマキ
昨日のお祭りの帰りに、村はずれの石垣にユキノシタが群生していました。
この時期、日陰の岩場や石垣などで咲いているのを知っていながら、今年はまだ見ていませんでした。
夏も近づくこの時期に、ユキノシタなのか?(雪の舌とか、雪の下で青い葉が生きているから?とか言われています)いつも腑に落ちない気持ちで見るのですが、
その姿・形は可愛いというか、お洒落な髭のようで愛嬌がある花です。
そこに3箇所ほどカワラナデシコ(河原撫子)別名ナデシコが小さな群れを作って咲いていました。
昔はあぜ道などでも見られたのですが、近頃は自生しているところが見られるのは極めて少ないと思います。
このピンクの可愛い花は別名が大和撫子と言われるもので、日本生まれの上品な美しさがある花です。
同じナデシコ科でセキチク(石竹)というのがありますが、和名をカラナデシコ(唐撫子)とと言っていますが、ちょっとカーネーションに近い感じもして、区別されています。
園芸種になると、かけ合わせられているので、区別の付かない花もありますね。
そして、ムラサキオダマキも2株だけ咲いていました。
オダマキは可愛い花が咲くところから、よく庭や鉢植えにされている花ですが、
植えられた感じでもないので、山に咲いているヤマオダマキ(またはミヤマオダマキ)が飛来したのかも知れません?
見たかったり、気になっていた花が一箇所に固まって咲いていて、何ともいい気分になっていました。
by hirospace | 2007-06-05 14:21 | 草花