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キャンドルナイトは燭光能

夏至と冬至の日は市は「11万にエコライフの日」として、企業や家庭に省エネに取り組んでいます。
その一環として、車を使わないで通勤をすることや企業や家庭でのこまめな消灯などを推進しています。
また、夜には燭光の下で、地域や家庭の団欒を計る企画も催されています。

市内のお寺では境内を燭光で彩って、本堂では「能楽の夕べ」が企画されました。



市は子供歌舞伎や能楽子供教室などを開いて、伝統芸能の継承をしています。
小松宝生会の子供たちによって、「鶴亀」の連吟から始まりました。

また、太鼓連調の「藤」が宝生会の子供たちが演奏しました。

歌舞伎の「勧進帳」は能の「安宅」が基になっているのですが、舞囃子「安宅」は能の一部と地謡と囃子にあわせて舞います。



薪能は何度か見たことがあるのですが、今日の「燭光能」は初めてで、うまく企画したものだと思いました。
能の代表的な「羽衣」が総出演で笛、鼓を奏でて、女子高校生が、漁師と天女に扮して、物語を上手に演じていました。



終わって、外に出ると上弦の月が雲間から姿を見せていました。
能楽堂で見る本格的な能舞台とは違いますが、能が身近に感じられて良かったと、
自転車をこぎながら満たされた思いで家路に着きました。

(フラッシュは焚けないし、三脚も立てられないので、ナチュラルモードで撮って画像を加工をして粗いですが、ご了解ください!)

by hirospace | 2007-06-23 12:07 | 祭事  

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