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おわら風の盆・前夜祭

9月1日からの本番前11日間は風の盆前夜祭として、各町が順番に夜の8時から2時間町踊り(流し)を見せてくれます。

最近は本番の大混雑に嫌気がさして前夜祭に来るようになりましたが、今日は土曜日とあって、観光バスも30台ほど着ていたし、本番と変わらないほどの混雑で驚きました。

普段の八尾は閑静な小高い坂の町なので、遠くからも町の明かりが見渡せて風情があります。


八尾曳山展示館前の特設ステージでは舞台踊りが演じられていました。

今日の当番の上新町は町の上の方で、坂を踊りながら下って来ます。
通りの両側は早くから陣取っている人で埋め尽くされて、何とか場所を確保して、踊りがやって来るのを待ちます。


先頭は男女2名で、子供たちが続きます。

その後ろに、女性の前グループがあって、


三味線、胡弓、唄いが続き、


女性の後グループが続いて、男衆が最後を締めます。

おわらの特色の一つで、男踊りと女踊りがあって、踊り方が違います。




会場を後にして、下りてくると町の上に月が綺麗に見えました。
虫の音も聞こえてきて、吹く風も昼の暑さを忘れさせてくれるように涼しく感じました。


これだけ混雑していると、哀愁を帯びた胡弓の音色や三味の音もおわら節も目の前に来るまで聞えて来ません。
僕もこの音色と粋な踊りに魅せられて、この時期には毎年来ているのですが、余りの混雑に風情も感じられなくて、嫌気をさして、もう来年は止めた!と言いながら、やっぱり来てしまいます。

by hirospace | 2007-08-26 12:21 | 祭事  

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