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月見光路

金沢の秋の夜を彩る「月見光路」も今年で5回目になり、広坂の秋の風物詩になりました。
金沢工業大学(KIT)の学生が製作した様々な光のオブジェが幻想的な灯りをともし、散策する人の目を楽しませてくれます。

「あかり庭」の前の受付でアンケート用紙をもらって、8箇所のチェックポイントにキーワードを回答すると、絵葉書やポスターなどが頂けました。

ライトアップされた金沢城跡を背景に、広場に設けられた「つきみカフェ」では喫茶をしながら「ひかりコンサート」を楽しめました。

「竹あかり」・・竹ひごが組み合わされて柔らかく灯りを包み込むと、水面に写り光の傘のような不思議な灯りに感じました。

「星あかり」・・夜空の星が舞い降りてきたように、大小の星が21世紀美術館前の広場に瞬いていました。

「雪あかり」・・小さな雪吊りのような形をした灯りと、石浦神社の本殿に立てられた線織面に、ほのかな灯りが風情を醸し出していました。

「あかり山」・・秋の彩をちりばめた小さな灯りが幾重にも積み重なって大きな灯りの山が出来ていました。

兼六園、金沢城と伝統美を色濃く残っている街に、斬新なデザインの造形美が灯りをともすことで、見慣れた昼の風景とは違った幻想的で風雅な顔が秋の金沢の町に馴染んで見えました。

by hirospace | 2007-10-14 16:36 | 祭事  

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