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九谷焼・陶芸村まつり


街路樹のイチョウが色づいて、11月の3~5日は能美市泉台の陶芸村にある商店が「陶芸村まつり」(即売会)が催されていました。
5月の茶碗祭りと違って、あまり宣伝をしてないので、近隣の人しか知らずに盛り上がりに欠けて閑散としています。


陶芸村には県の高等技術研修所、歴史資料館や陶芸会館があります。

   九谷焼資料館
資料館の特別展示室の一角に曾祖父・久三郎(号・南久)の作品が陳列されてあります。
名の知れた古九谷の作家と一緒に並べられているのですが、明治時代に九谷焼の発展に功績があったようで、毎年、この時に立ち寄って先祖の作品を見ています。

  色絵藤鶏図壷


陶芸会館では生地作りから絵付け教室があって、研修生が親切に指導してくれます。

会館裏にある登り窯には年に2度火が焚かれて「やまぼうしの会」の作品が焼かれ、今日から3日3晩寝ずの番をします。

普段の電気釜で焼かれるものとは違った、面白い作品が出来上がります。
また、窯の前では、この会館を利用している陶芸愛好家の作品も即売されていました。
最近の九谷焼は昔のような三(五)彩と言われる色・絵付けのものが少なくて、ちょっと見ても何処の産地のものか分からないものが、多くなってきました。
たぶん、この方が日常的に使いやすくて、人気があるからだと思います。

by hirospace | 2007-11-07 13:15 | 祭事  

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