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ズワイガニ漁の解禁

昨日のTVの放映でもご存知ですが、日本海に冬の訪れを告げるズワイガニ漁が6日に一斉に解禁になり、県内の漁港でも輪島、金沢、そして加賀市の橋立漁港から出漁しました。

地元に近い橋立漁港では、収獲した初物のズワイガニが水揚げされて、活気付いていました。

心配されたエチゼンクラゲは、ほとんど被害はなかったようです。

メスのズワイガニ(こちらではセイコとかコウバコと呼ばれています)は山積みされて、選別されていきます。

オスの立派なズワイガニは大きさ毎に直ぐにトロ箱に収められていきます。
生のカニは、中の味噌が流れないために腹の白い方を向けて並べて置かれます。

産地を証明するために、石川県は青で橋立港のタグが付けられてあります。(福井が黄、京都が緑)
量は少ないですが、この橋立港と福井県・三国港で水揚げされるズワイカニが最高の品質だと言われています。
甲羅に黒い粒(蟹ヒルの卵)が付いている見られたことがあると思いますが、気味が悪いですが、近海の大陸棚(餌場)で育った美味いカニの証で、北海道産や輸入品のものはありません。(水揚げされた所が分からないからタグも付けられません)

漁期はコウバコ(メス)が資源保護のために来年1月10日まで、ズワイ(オス)は3月20日までです。
今日から市場には並んでいますが、昨日の初競りでは豊漁から昨年よりやや安め?で、雌のコウバコが3~400円で、雄のズワイ(大)は1万5000円~の初値が付きました。
早速、ニュースを見た関西の友人から安い料理旅館を予約して欲しい!と電話が入って来ました。

by hirospace | 2007-11-08 21:02 | 祭事  

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