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左義長(さぎちょう)


雪がチラ~と舞う中で、町内の左義長(どんどまつり)が行われました。
触れ太鼓を叩いて町内の家庭に注連飾りやお正月飾りなどを集めに回ります。
町内の神社では世話役さんが宮司さんと、笹を組んで注連縄を張ってお供えをして準備します。

全部が集まって、宮司さんが皆のお祓いをして、祝詞が奏上されて、

代表の子供の松明に点火して、積み上げられたお飾りに火がつけられます。

子供たちは注連飾りなどを力いっぱい投げられて、楽しんでいましたが、時おり青竹が「ド~ン」と大きな音を立てて割れるとびっくりしていました。

左義長が終わると、子供たちは公民館で新年会でゲームなどを楽しみます。


地方によって「どんと焼き」と言われるのは、どんどん燃やすというところから生まれたのでしょうか?
僕は北陸に来てから、これを「左義長」と呼ばれていることを知りました。
なぜ、左義長と呼ばれるのか、以前にも書きましたが、資料に依ると
「起源は諸説あるが、小正月(正月十五日)、平安時代の宮中で、清涼殿の東庭で青竹を束ねて立て毬杖三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼いたという行事があり、その年の吉凶などを占ったとされる。毬杖(ぎっちょう)三本を結ぶことから三毬杖(さぎちょう)と呼ばれた。 これが民間に伝わり、現在の形になったとされる。どうして現在一般的な「左義長」という字があてられたのは、不明である」・・・とあります

by hirospace | 2008-01-13 10:44 | 祭事  

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